1階天井からの雨漏り 浦安市当代島

浦安市当代島での1階の天井からの雨漏りの事例です。

雨漏りがしている1階の天井のすぐ上は2階のベランダです。

1階の天井の照明器具の脇にシミ跡が有り、この部分から雨水が垂れてくるとの事です。

天井からの雨漏り

照明器具の脇の天井から雨水が浸出してくとの事です。

2階のベランダを確認します。

ベランダ床の防水にはひび割れや剥がれなどはありません、

トップコート(保護塗装)は、経年劣化によりチョーキングはしておりますが、

雨水が浸入するような不具合はありません。

外壁を確認すると出窓が2箇所あり、この出窓によって外壁内のモルタルの下の

アスファルトフェルトの連続性を断たれている状態になっています。

雨水浸入被疑箇所

出窓周囲が雨水の浸入被疑箇所になります。

サッシ廻り等の開口部周囲は雨水が浸入する可能性の高い部位ではありますが、

アスファルトフェルトや防水テープなどをしっかりと工事していれば、

アスファルトフェルトの連続性が断たれていても雨漏りを引き起こすことはありません。

散水調査を行い原因部位はどこなのかを確認すると

出窓散水調査

出窓廻りに散水調査を行い原因部位を探します。

20分程度の時間で雨漏りが再現してきました。

天井から雨漏り再現

天井から雨漏りが再現しました。

原因は外壁と出窓との取合部から雨水が建物内に浸入しています。

外壁モルタル内のアスファルトフェルトに不具合が生じていることが考えらえます。

実際に外壁を解体してみると、アスファルトフェルトと出窓天端の取合い部分に

不具合が生じていました。

アスファルトフェルトの不具合

外壁を解体してみるとアスファルトフェルトの部具合が確認できます。

雨漏りの修繕を行う時には、この様に外壁を解体して、

外壁内のアスファルトルーフィングを修理し、雨水が建物内に入り込まないような

工事をする事が必要であると考えます。

初めて雨漏りがした方は、そこまでしなければならないのか?

本当に散水調査の結果が信用できるのか?等と不安になることもあるかと思います。

伝える側も何故雨漏りがしているのか、どのような経路で雨が浸入してくるのか、

をしっかりとお施主様にご理解して頂けるようにお伝えすることが必要になります。

 

 

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、                                                 松戸市の雨漏り110番松戸店高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
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