屋上からの雨漏り 柏市南柏

柏市南柏の鉄筋コンクリート3階建ての建物で、3階の天井からの雨漏りです。

3階の天井にはシミ跡もついていて、雨量が多く、長時間降り続く雨の時に漏れてくるそうです。

天井の雨漏りのシミ跡

天井に雨漏りのシミ跡が出来ている状態です。

漏れている真上の状況はこのようになっています。

漏れている真上の防水の状態

漏れている真上の屋上防水の状態です。

アスファルト防水が施されていますが、防水層も切れていて、

その切れている部分から防水の裏に水が廻っています。

劣化の状態が悪い為、部分的な防水ではなく、屋上全体的に防水が必要です。

先ずは高圧洗浄で汚れを落としていきます。

雨漏りしている屋上で高圧洗浄はする場合としない場合と有りますが今回は高圧洗浄を行いました。

屋上高圧洗浄

屋上の高圧洗浄

笠木の浮き部分には、エポキシ樹脂を注入ピンニングし、モルタルとコンクリートを繋ぎます。

笠木エポキシ樹脂注入

笠木に穿孔し、エポキシ樹脂注入及びピンニング

塩ビシートを貼りつける為に立上り部分のアスファルトは撤去します。

立上り防水撤去

立上り部の防水を撤去します。

今回の防水は塩ビシート機械固定的工法ですので、絶縁シートを敷き、ディスク盤を取り付けて、

絶縁シート及びディスク盤

絶縁シート敷き及びディスク盤の取付

このディスク盤に塩ビシートを溶着させていきます。

端部も熱溶着した後に、溶剤で溶着させます。

塩ビシート端部溶着

塩ビシートの端部溶着作業

太陽光発電もジャッキアップして持ち上げ、下に塩ビシートを差し込んで、1枚物の防水層にしてあります。

防水工事の完成です。

塩ビシート機械固定的工法

屋上防水の完了です。

屋上防水を行ったことで雨漏りは解決しました、工法などはその建物に合った方法で行います。

今回の防水の工法は、塩ビシート機械的固定工法と言う方法で行いました。

 

 

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、松戸市の雨漏り110番松戸店(高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
☆フリーダイヤル 0120-110-826
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松戸市生活カタログ市民便利帳のP181もご覧ください。
地元松戸市の財源確保に微力ながら貢献させて頂いております。

ウレタン防水の改修用ドレン 松戸市高塚新田

ウレタン防水を行う時に排水ドレン部に、改修用ドレンを取り付けて

ドレン廻りからの雨水の浸入を回避する工法があります。

床から勾配なりに集まって来た雨水を、改修用ドレンを通して排水管に流していきます。

ウレタン防水の改修用ドレンはこのような形をしています。

改修用鉛ドレン

ウレタン防水時に使用する改修用鉛ドレン

鉛の板の中央に穴が開いており、その穴部分とジャバラのホースが接合しています。

雨水を受ける面は鉛製ですので、排水部の形に合うようにゴムハンマーで叩いて、

形を合わせていきます。

ジャバラのホースもただ排水部に差し込めばいいのではなく、

外壁に出ている排水管に下向きになるように差し込みます。

ドレン排水管

ドレンからの雨水を排水する排水管

上の写真の直角に曲がった排水管に沿うようにして、ジャバラのホースの先端が、

下向きになるまで差し込みます。

何故、下向きになるまで差し込まなければならないかと言うと、水平部分まででホースが

止まっていると雨量が多く、長時間降り続く雨の時に、排水量より供給量が多い場合は、

はき切れずに雨水は溜まります。

その時にホースが排水管に沿うように下向きになっていなければ、

逆流して防水層の裏に水が溜まります。

いくら表面をしっかりと防水しても、裏から廻られては水を防ぐことは出来なくなります。

そのような状況にならないように、ホースは排水管い沿って直角の下向きになるまで

差し込んでおかなければなりません。

ただ防水工事を行うのではなく、ただ改修用ドレンを取り付ければいいのではなく、

後々の事まで考えた工事を行うことが雨漏りを再発させない工事になります。

 

 

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注意!雨漏りを放っておくとこんな被害になることも

雨漏りがしている場合でも、雨漏りに気が付かない場合でも

建物内に雨水が浸入している場合には、内部の構造材に少なからず影響が出てきます。

下の写真は一見どこが悪いのか分かりませんが、手摺壁

しかし、外装材のサイディングを撤去してみると、この様な状態になっています。

手摺壁の雨漏り被害

手摺壁の雨漏り被害

スリットの両サイドは雨水が廻り、変色しています。

他の部分でも同様に合板に腐朽菌が繁殖している状態になってます。

手摺壁の腐朽菌

天井やサッシから雨漏りしている場合、室内の漏れている部位も傷んできますし

雨水が通過する部分も傷みが生じてきます、長い間放っておけば、放っておいた分だけ

劣化は進行してしまいますので、1年に1回位しか雨漏りしないからいいや、と考えるよりは

原因はどこなのか?どのようなルートを通って雨漏りが起きているのかをしっかりと調べて

適切な処置を行うことが、建物を長く健全に維持していけると考えます。

ご相談頂ければ、少し様子を見ていても大丈夫なのか、原因を探して処置を行った方が良い

のかの判断をし、お施主様と共にどう建物を維持していくのか考えていきます。

 

 

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こんな症状が出たら雨漏りかも?

ポタポタと「あまみず」が垂れてくるわけではないのですが、

天井のクロスに黒いシミ跡が広がっています。

天井の黒ジミ

天井に黒ジミが広がっている状態です。

濡れたりしている所は確認してはいないのですが、壁のクロスに黒いシミ跡が広がっています。

壁の黒ジミ

壁に黒ジミが確認できます。

この様な症状がある場合雨漏りの可能性も考えられます。

結露か雨漏りか判断に迷いますが、雨天時には観察をしていただき

写真などを撮っておいて頂けると、判断の材料になります。

下の写真もまだ雨水は垂れてきていなかったのですが、天井に黒いシミ跡があり

気になっているとの事で、天井裏を確認してみました。

天井のシミ跡

天井にシミ跡が広がっているので気になるとのご相談でした。

すると天井裏には水が溜まっている状態になっていました。

天井裏に水溜り

天井裏に雨水が溜まっている状態で、天井に黒いシミが出来ていました。

雨がもう少し長く降っていたらもっと水が溜まって、天井裏からポタポタと垂れてきたかもしれません。

天井裏などを見る事が出来ない場合、天井に点検口を取り付けるなどをして

確認してみることも必要になるかも知れません。

天井に点検口を取り付けて、様子を見てみたい等のご要望もご相談いただければ対応いたします。

建物の健康診断もご相談ください。

 

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流山市後平井 床からの雨漏り その4

前回からの続きで、今回は外壁からの雨水浸入を止める為のシーリング工事を行います。

過去のブログは下記からどうぞ

流山市後平井 床からの雨漏り

流山市後平井 床からの雨漏り その2

流山市後平井 床からの雨漏り その3

ALCの外壁は止水をシーリングに頼っています、またALC版自体にひび割れが有れば

そのひび割れから建物内に雨水は浸入してしまいます。

目地シーリングの撤去

劣化した目地のシーリング材を撤去していきます。

ひび割れている版間のシーリングの撤去を行い、

シーリング材ヘラ押さえ

撤去した後に、プライマーを塗りシーリング材を充填してヘラで押えていきます。

プライマーを塗り、シーリング材を充填して、ヘラで押えていきます。

ALC版間目地のシーリング

版間目地のシーリングを打ち替えた状態です。

サッシ廻りも劣化した既存のシーリングを撤去して

サッシ廻りシーリング材撤去

サッシ廻りのシーリング材を撤去した状態です。

プライマーを塗り、シーリング材を充填して、ヘラで押えていきます。

サッシ廻りシーリング材充填

プライマーを塗り、シーリング材を充填してヘラで押えていきます。

止水をシーリング材に頼っていますので、この部分から雨水が浸入しないように、

しっかりと充填していきます。

基礎とALC版の取合い部分も弱点になりやすい部位になりますので、

しっかりとシーリング材を充填します。

ALCと基礎の取り合いシーリング

ALC版と基礎の取り合い部のシーリング

もちろん、外壁の貫通部分も同様に、シーリング材で雨水が浸入しないようにして行きます。

貫通部シーリング

貫通部廻りのシーリング

ALCの外壁は止水をシーリング材に頼っている為、しっかりとしたシーリング工事を行わなければ

工事後に雨漏りが再発してきてしまいます、この後は塗装を行いこのシーリングの工事は

隠れてしまう所ですが、隠れてしまう所程こそしっかりと行わなければなりません。

 

 

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