【雨漏り診断士の観点】アルミ手摺の柱から防水層の裏側に雨水が廻ることもあるのです。

朝日新聞他が運営する「マイベストプロ 千葉」に高松洋平のコラムが掲載されました。

【雨漏り診断士の観点】アルミ手摺の柱から防水層の裏側に雨水が廻ることもあるのです。

よろしければご覧ください。

外壁のひび割れからの雨漏り?

松戸市新松戸のお客様からの雨漏りのご相談でお伺いしました。

 

押入れの天袋の天井から雨漏りがしており、中段の押入れ、

下段の押入れまで伝っている状態でした。

天袋の天井の状況です、お伺いする前まで雨が降っていましたので、

雨水浸出位置からは今も漏っている状態です。

天袋天井からの雨漏り

柱を伝って更に押入れからも漏っており

押しれへの雨漏り

下段の押入れまで伝っています。

押入れへの雨漏り

念のために水分計を使用し、含水率を測定

水分計含水率測定

続いてサーモグラフィーを用いて表面温度の測定を行いました。

雨漏りサーモグラフィー画像

水分計で計測した範囲と同じような広がりをしております。

天井裏が覗けない場合などは、これまでの目視の状況や機器類による

情報などを基に外部を確認していきますが、

今回は天井板が外せて、天井裏を確認できますので、目で見て状況を把握します。

天井裏はサーモグラフィーでの広がりと同じように雨水は広がっています。

天井裏雨漏り

このような状況下ならば、機器だけに頼っても正確に状況を確認できます。

(この様な状況でない場合が多いので、経験が必要になります)

更に上を見ると、梁部に雨染みを発見、ここから柱を伝い、

押入れまで流れています。

天井裏梁から雨水浸出

続いて外部を確認します。

雨水浸出位置外部から確認

青丸印の真下が梁の雨水浸出位置になります。

下屋に上って確認すると

外壁には縦にひび割れが入っている状態です。

外壁ひび割れ

このひび割れからだけが雨水の浸入位置なのか?調べる為にお客様と相談をし

散水調査を行うこととなりました。

散水調査を行い、原因を追究していきます。

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、松戸市の雨漏り110番松戸店(高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
☆フリーダイヤル 0120-110-826
☆雨漏りホームページ http://amamori-matsudo.jp/
☆塗装ホームページ  http://www.takamatsu-kogyo.com

松戸市役所及び支所内のTVモニターにて
動画広告を放映しております。

松戸市生活カタログ市民便利帳のP181もご覧ください。
地元松戸市の財源確保に微力ながら貢献させて頂いております。

霧除け板金からの雨漏り 木造

葛飾区青戸のお客様で、台風時や風の伴う雨の時に雨漏りするとのご相談です。

下写真の丸部分に雨水が溜まるようです。

サッシに雨水が溜まる

サッシ上側鴨居を見てみると雨染みが確認できます。

サッシ鴨居から雨水浸出

外部側から雨漏り箇所の位置関係を確認します。

梯子等を使用して建物外部の現状を調べます。

建物の構造、現在の劣化状況等を確認して雨漏りに繋がる原因を探します。

雨漏り位置外部から

疑わしい箇所(被疑箇所)を特定して、雨漏り再現調査「散水調査」の御見積を提出します。

実際に「散水調査」を行っている写真です。

散水調査

霧除け板金の先端に散水すると10分程度で雨漏りが再現されました。

サッシから雨水浸出

外壁や2階サッシ廻りも散水調査を行いましたが雨水の浸入はありませんでした。

台風時の雨漏りとの事なので霧除け板金(庇)に下から巻き込む様な雨だった場合に

浸入する事がわかりました。

今回は板金の不具合による雨漏りでしたが、

複数箇所から雨水が浸入して同じ場所に漏る場合もあります。

雨漏りは「散水調査」を行って原因を見極める事が重要です。

原因が分かれば必要最小限の修繕工事で雨漏りを止める事ができます。

 

雨漏り110番松戸店 中島

葛飾区の雨漏りのご相談は、雨漏り110番松戸店へ

 

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押入れ天井からの雨漏り

松戸市胡録台のお客様で、1階の増築部の境から雨漏りがしておりご相談を頂き、

漏っている箇所や外部を確認して「雨漏り箇所の事前調査」は終了ましたが、

他にも気になるところがあるので、見てほしいとの事で確認させていただきました。

「押入れの天井にシミの様な跡があるのですが」との事で確認しますと

確かに天井部にシミ跡が確認できます。

押入れ天井の雨漏り

天井裏を確認すると、雨染みの様な跡も確認できます。

天井裏の雨漏り跡

屋根の野地板もだいぶ傷んでいる様子がうかがえます。

天井裏の野地板

上図の状態で違和感を覚えましたので、フラッシュをたかずに写真を撮影すると

天井裏の明かり

同じ位置で撮影したのですが、外部の明かりが見える状態です。

屋根は日本瓦ですので、瓦は瓦桟に引っかかっています、

ずれている箇所があるのではと思い屋根の上を確認すると、

特にずれている瓦はありません。

雨漏りしている瓦

瓦を捲ってみると、

瓦を捲ってみる

防水シートが無い状態になっています。築年数も古いのでこの当時の建物では

アスファルトルーフィング敷きではないようですが、瓦の下に防水シートが無いようでは

瓦の下に雨水が廻ってしまった時には、雨漏りがする状態になっております。

また、当時ではしょうがなかったのか、通常行われていたのかは定かではありませんが、

瓦も欠いて使っており、幅を調整してあります。

瓦欠け

また、棟ののし瓦も1枚を割って使い、その割った残りも使っている為

棟のし瓦

再使用する事が出来ません。

この様な瓦の状態なので、今回の屋根の葺き替えは、

既存の瓦を再使用するという案でご提案が出来ません。

全面葺き替えで、瓦をコロニアルに変更するか、新規の瓦で葺きかえるか、

板金で葺き替えるかの選択を行っていただきます。

現場、現場に応じてご提案させていただきます。

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