前回に引き続き、葛飾区亀有での押入れ天井からの雨漏りの事例です。
前回の「押入れ天井からの雨漏りその1 葛飾区亀有」はこちらから。
工事範囲を決めて工事を行っています。
工事範囲は、屋根の棟部分から谷に向かっての瓦部分と谷の板金部分の範囲になります。

棟から瓦1枚下がった部分から、谷に向かって屋根の修理を行います。
既存の瓦を一時撤去して、2次防水を確認すると、所々に切れや穴が開いている
状態になっていました。

屋根の瓦を撤去し、過去の2次防水のみの状態です。
2次防水である防水シートを敷き、この屋根面から雨水が浸入しないようにします。

屋根に防水シートを敷いた状態です。
防水シートを敷くときには、棟部分を超えて敷き込みます、
棟から雨水が浸入した場合に備えています。
板金部分の防水シートと瓦部分の防水シートは重ねて貼りますが
水下(みずしも)になる板金の防水シートを敷いてから、
瓦部分の防水シートを重ねていくことが大切です。

水下(みずしも)の防水シートを下に敷き込み、水上(みずかみ)防水シートを重ねます。
この隠れてしまう部分の工事が重要になります、後は谷板金を貼り瓦を復旧していきます。
前回不具合箇所であった、立ち上り部分も雨水が入らないように修理を行っています。

立上り部の板金に不具合が有り、雨水を飲み込んでしまうようになっています。
立上り部分工事施工前

立上り部分の板金を修理した後の状態です。
立上り部分の工事施工後
瓦を復旧し終え、屋根の雨漏り修繕工事の完了になります。

雨漏り部位の屋根修理完了です。
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