現在の雨漏りを止めるだけではなく、後々の雨漏りのリスクも回避する雨漏り修理が必要です。

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鉄筋コンクリート造(RC造)の天井からの雨漏り

墨田区 鉄筋コンクリート造(RC造)の建物で、2階の天井から雨漏りがしているとの事です。

RC造天井からの雨漏り

鉄筋コンクリート造(RC造)の天井からの雨漏り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天井材も傷んでおり、口が開いています。

漏れている天井の真上は、3階のベランダになっております。

雨漏り箇所の真上

雨漏りしている天井の真上はルーフバルコニーになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寸法を測ると、3階の外壁より少し部屋側が2階の漏れている所の真上になります。

何度か入隅のシーリングの補修や、防水を行っているそうですが、改善されてはいないようです。

また、排水口付近が怪しいということで、排水口部にウレタン防水材を流し込んでいるとの事です。

排水口にウレタン防水材を流し込んでからは、一時的には止まったように思われていましたが、最近では症状は今までと変わらず、階下へ漏れてくるそうです。

弊害があり、排水口にウレタン防水材を流し込んでからは、雨が降ると雨水がはけずにプール状態になってしまうとの事です。

排水口部を外から確認すると、横向きに設置されておりその先で、縦管につながっています。

排水管の形状

排水ドレンから延びている配管が、横の伸びていて縦管に接続しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

排水管の取付形状も悪い状態です。本来であれば一度下向きに配管を落とし、そこから横にひいて、縦管につなぐような形が望ましいです。

ではこのような場合には、どのようにして再度防水を行っていけばいいのでしょうか?

配水管の形も悪いことから、配管のつなぎ直し、更には排水口部分にコア抜きをして、詰まっているウレタン防水材を除去ししていきます。

排水管を切断してみると驚きですが、ほとんどウレタン防水材が詰まっていて、排水の役割を果たしていない状態でした。

排水管のウレタンの詰り

排水管内にウレタン防水材が流し込まれていて、排水を阻害している状態になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壁側の排水管も同様の状態です。

排水管のウレタンの詰り

排水管にウレタン防水材ざつまり、雨水が流れない状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色の違いで分かりますが、2回に分けて排水口部分にウレタン防水材を流し込んでいます。

これでは、雨漏りを止めるというよりも、ただ排水の阻害をしているだけの状態になってしまっています。

これではベランダがプール状態になってもおかしくないですね。

この部分を機械を使ってコア抜きを行っていきます。

コア抜き

コア抜きした後の状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

排水管の接続も、一度下に配管を落としてそこから横にひいていきます。

何故一度下に落とさないといけないのか?

については次回ご説明いたします。

 

 

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