流山市後平井 床からの雨漏り その4

前回からの続きで、今回は外壁からの雨水浸入を止める為のシーリング工事を行います。

過去のブログは下記からどうぞ

流山市後平井 床からの雨漏り

流山市後平井 床からの雨漏り その2

流山市後平井 床からの雨漏り その3

ALCの外壁は止水をシーリングに頼っています、またALC版自体にひび割れが有れば

そのひび割れから建物内に雨水は浸入してしまいます。

目地シーリングの撤去

劣化した目地のシーリング材を撤去していきます。

ひび割れている版間のシーリングの撤去を行い、

シーリング材ヘラ押さえ

撤去した後に、プライマーを塗りシーリング材を充填してヘラで押えていきます。

プライマーを塗り、シーリング材を充填して、ヘラで押えていきます。

ALC版間目地のシーリング

版間目地のシーリングを打ち替えた状態です。

サッシ廻りも劣化した既存のシーリングを撤去して

サッシ廻りシーリング材撤去

サッシ廻りのシーリング材を撤去した状態です。

プライマーを塗り、シーリング材を充填して、ヘラで押えていきます。

サッシ廻りシーリング材充填

プライマーを塗り、シーリング材を充填してヘラで押えていきます。

止水をシーリング材に頼っていますので、この部分から雨水が浸入しないように、

しっかりと充填していきます。

基礎とALC版の取合い部分も弱点になりやすい部位になりますので、

しっかりとシーリング材を充填します。

ALCと基礎の取り合いシーリング

ALC版と基礎の取り合い部のシーリング

もちろん、外壁の貫通部分も同様に、シーリング材で雨水が浸入しないようにして行きます。

貫通部シーリング

貫通部廻りのシーリング

ALCの外壁は止水をシーリング材に頼っている為、しっかりとしたシーリング工事を行わなければ

工事後に雨漏りが再発してきてしまいます、この後は塗装を行いこのシーリングの工事は

隠れてしまう所ですが、隠れてしまう所程こそしっかりと行わなければなりません。

 

 

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、松戸市の雨漏り110番松戸店(高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
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流山市後平井 床からの雨漏り その3

前回「流山市後平井 床からの雨漏り その2

前々回「流山市後平井 床からの雨漏り」からの続きで、

今回はルーフバルコニーの笠木を撤去しました。

天端からビスで止めている板金の笠木を撤去します。

板金笠木撤去

板金の笠木を撤去しています。

ALC版の上端にLアングルが取り付けてあり、ALC版とALC版との間は

隙間が空いていますので笠木内に雨水が浸入してしまえば、

この隙間を通り下の階に流れていきます。

ALC版間天端の隙間

ALC版間の天端の隙間です。

漏れている部分の真上の笠木を撤去してみると、シミ跡が確認できます。

ALC版天端のシミ跡

ALC天端のシミ跡です。

笠木の天端に雨水が廻っていたことが想定できます、

またコーナー部分のアングルは錆びも発生しています。

Lアングルの錆

Lアングルに錆びが発生している状態です。

天端部分に防水を行い、ここから雨水が浸入しないようにしておき、

アルミ笠木を取り付けます。万が一アルミ笠木内に雨水が浸入しても、

天端部分を防水していますので建物内には浸入しません。

アルミ笠木取付

アルミ笠木取付

笠木天端部分からの雨水浸入はこれでなくなります、

後は外壁からの雨水浸入を止める工事を行ってトイレの床に出てきている雨漏りを止めていきます。

 

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外壁塗装で雨漏りは止りません

雨漏りでお困りの方に対して、外壁塗装をすれば雨漏りは止ります、と言う業者が存在します。

本当に外壁塗装をすれば、雨漏りは止るのでしょうか?

外壁塗装をすれば雨漏りは止ると言っている方達は、なぜ雨漏りが起きているのか、

その仕組みを理解しているのでしょうか?

ではなぜ雨漏りが起きてしまうのかについてお話させて頂きます。

木造の建物では、1次防水と2次防水という概念が存在します。

1次防水とは外壁表面の仕上げ材を指します、モルタルの上に塗装で仕上げている外壁では

モルタルとその仕上げの塗装部分が1次防水の役割を担っています。

サイディングの外壁ではサイディングボードと目地のシーリングが1次防水の役割を担っています。

建物の年数が経過しモルタルにひび割れが発生したり、サイディング自体にひび割れが

発生したり、サイディングの目地が劣化して切れてしまうことは、

元々想定されている事なのです。

経年経過すれば1次防水の裏に雨水が回ってしまう可能性があることは想定されています。

そこで室内に雨水を浸入させないようにする為に、2次防水で防いでいるのです。

2次防水の材料としてモルタルの外壁では、アスファルトフェルトと言う防水シートが

貼ってあり、サイディングの外壁では透湿防水シートが貼ってあり、

室内に雨水を浸入させない役割を担っています。

仕上げ材表面から浸入してきた雨水は、2次防水の表面を伝って、

排水される仕組みになっているのです。

極論を言えば、外壁の仕上げが施されていない状態でも、2次防水が貼ってある状態ならば

雨が降っても室内に雨水は浸入してこないのです。

雨漏りがしているということは、この2次防水に不具合が発生している

(切れてしまっていたり、サッシ廻りなどしっかりと防水テープと密着していなかったり)

から、室内に雨水が浸入してきてしまうのです。

ここまでお話をすれば、もうお気づきかと思いますが、

外壁の仕上げ材表面から建物内に雨水が浸入してしまうことは想定されている事なので、

2次防水の不具合を直さなければ、雨漏りは止められないのです。

いくら外壁塗装をしても、一時は止るかもしれませんが、

またすぐに雨漏りが再発してきてしまうのです。

絶対に覚えておいていください、「外壁塗装をしても、雨漏りは止まらない」ということを

外壁塗装

 

 

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松戸市高塚新田 屋根からの雨漏り ルーフィングの不具合その2

前回の「松戸市高塚新田 屋根からの雨漏り ルーフィングの不具合その1」

に引き続き今回は実際に瓦を撤去した状態から屋根を仕上げるまでをお伝えします。

既存の屋根の瓦を撤去していきます。

屋根からの雨漏り

漏れている所の真上部分です。

赤丸部はその1で雨漏りがしていた部分の真上に当たります。

瓦の撤去

現在葺いてある瓦を撤去していきます。

既存の瓦を撤去していくと、ルーフィングの状態はどのようになっているのでしょうか?

ルーフィングが切れている

ルーフィングが切れており、2次防水の役割を果たせない状態です。

ルーフィングが切れている状態です、瓦の中に入ってきた雨水は

このルーフィングの上を通りますので、この様に切れた状態になっていれば、

室内に入ってしまいます。2次防水が健全な状態では無いのです。

(1次防水、2次防水のブログはこちら)

改修を行うに当たっては方法はいろいろと有りますが今回はこの上から合板を貼り

アスファルトルーフィングを貼っていきます。

下図は合板を貼った状態です、この上にアスファルトルーフィングを貼っていきます。

屋根合板貼り

アスファルトルーフィングを貼ってから、屋根の仕上げ材のコロニアルを葺いていきます。

スレート瓦葺き

最後に棟板金を取り付けて屋根の葺き替えの完了です。

屋根コロニアル仕上げ

2次防水のルーフィングがしっかりとしているので、たとえ屋根仕上げ材の中に

雨水が入ったとしても2次防水のルーフィングが雨水を建物内に浸入させないで、

速やかに排水してくれる仕組みにしております。

本来屋根仕上げ材の裏に雨水が入ってしまうことは想定されて作られています、

屋根仕上げ材の裏に雨水が入ってきても室内に漏らさないようにしておくことが重要になります。

 

 

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松戸市高塚新田 屋根からの雨漏り ルーフィングの不具合その1

松戸市高塚新田のお客様から、2階の押入れの天井からの雨漏りでご相談を頂きました。

屋根からの雨漏り

屋根から雨水が浸入して、野地板の裏に廻ってきています。

天井裏を確認すると、野地板部が濡れており、お客様ご自身で工夫をされ

雨が滴らないように、雨が流れる道を作っていました。

早速屋根に上って確認をすると、現在は瓦葺きの屋根です。

屋根からの雨漏り

赤丸部の下に雨漏りがしています

赤丸部分が漏れている所の真上になります、そこで何枚か瓦を捲ってみると

ルーフィングの切れ

ルーフィングが切れている状態です。

ルーフィングの上に雨染みが有り、ルーフィング自体も切れている所が見受けられます。

ルーフィングが健全な状態で切れていなければ、瓦の間から裏に廻った雨水は、

ルーフィングの上を通って水下(みずしも)に排水されます。

しかし、ルーフィング自体が切れていたしした場合には、

その切れ目から雨水は室内側に廻ってしまします。

木造の場合、1次防水、2次防水と言う考え方が有ります、

1次防水では、屋根仕上げ材がその役目を担います。

雨が降り屋根仕上げ材の上を伝って、雨水は排水されます、

屋根仕上げ材の裏に雨水が廻ってしまった時には2次防水のルーフィングが

雨水を室内に入れない役目を担います。

1次防水で防ぎきれなかった雨水を、2次防水のルーフィングで防ぎ、

雨漏りしないようにする仕組みが出来ています。

しかし2次防水のルーフィングが切れてしまった時には、

雨漏りとして天井裏に雨水が入り込み、室内で症状として表れます。

この様な状態になっている場合には、屋根仕上げ材を取外し、

ルーフィングを貼り雨水の浸入を止めなければ、雨漏りを解決することは出来ません。

 

次回は、実際に屋根を葺き替える作業の状況をお伝えします。

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