鉄骨造の外壁からの雨漏り 防水塗装

前々回の「鉄骨造の笠木からの雨漏り」

前回の「鉄骨造の外壁からの雨漏り 下地補修」に続いて

今回は防水塗装についてお伝えします。

今回も台東区橋場の建物です。

防水塗装の前に、雨漏りを引き起こしやすい、浅型のベントキャップを

深型のベントキャップに取り替えます。

ベントキャップ浅型

既存の浅型のベントキャップを撤去し

ベントキャップ撤去

深型のベントキャップに取り替えます。

深型ベントキャップ

本来浅型のベントキャップは準外部(マンションの開放廊下の様な外部だが、

常に雨に晒される場所でない部位)で使用されますが、

常に雨の掛かる外部で使用されているケースが多く見受けられます。

風を伴い外壁にたたきつけられるような雨天時には、

この部分から雨水が浸入する可能性が有る為に、危険を回避しておきます。

ここからは外壁の防水塗装です。

外壁の汚れや劣化し脆弱した旧塗膜を除去するために高圧洗浄を行います。

外壁高圧洗浄

今回は防水塗装を行いますので、工程はシーラー1回塗り、

高弾性防水塗材(多孔質ローラー使用)を2回塗り

トップコートは耐候性を考慮してフッ素仕様をお選びいただきましたので、

弾性フッ素中塗り1回、弾性フッ素上塗り1回塗りの計5回塗の工程になります。

先ずはシーラーの塗装、シーラーは透明の色彩です。

透明シーラー塗装

続いて多孔質ローラーにて高弾性防止塗材の1回目の塗装

高弾性防水塗材1回目

塗り重ね乾燥時間を確保してから、再度多孔質ローラーにて高弾性防水塗材の2回目の塗装

高弾性防水塗材2回目

ここでも塗り重ね乾燥時間を確保してから、弾性フッ素の中塗りを行い

弾性フッ素中塗り

弾性フッ素の上塗りを塗装して

弾性フッ素上塗り

足場を解体して完了です。

塗装後

鉄骨造ALC版貼りの外壁は、止水を目地のシーリング材や

サッシ廻りのシーリング材に頼っています。

また、ALC版自体にひび割れが有れば、その部分から雨水は浸入しますので

塗装をする前の下地処理が重要になります。また今回の防水塗装の様に

高弾性の防水塗材を塗装することにより、今後新たに発生するひび割れにも

追従してくれます。

雨漏りは塗装をするだけでは止まりません、トータルで考えていかなければならないのです。

台東区の雨漏りのご相談は、雨漏り110番松戸店へ

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、松戸市の雨漏り110番松戸店(高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
☆フリーダイヤル 0120-110-826
☆雨漏りホームページ http://amamori-matsudo.jp/
☆塗装ホームページ  http://www.takamatsu-kogyo.com

松戸市役所及び支所内のTVモニターにて
動画広告を放映しております。

松戸市生活カタログ市民便利帳のP181もご覧ください。
地元松戸市の財源確保に微力ながら貢献させて頂いております。

鉄骨造の外壁からの雨漏り 下地補修

台東区橋場の建物の前回鉄骨造の笠木からの雨漏りの続きで

鉄骨造の外壁からの雨漏りの改修工事の状況をお伝えします。

鉄骨造ALC貼りの建物の場合、ALC版間の目地のシーリング材や

サッシ廻りのシーリング材に止水を頼っています。

また、ALC版自体にひび割れ等がある場合には、ひび割れから雨水はALC版内に浸入し、

雨漏りを引き起こします。

鉄骨造ALC版貼りの外壁の場合、版間目地のシーリング材の打ち替えや

サッシ廻りのシーリング材の打ち替えは肝になります。

既存の版間の目地のシーリング材は撤去して、

ALC版間目地撤去

プライマーを塗ってから

ALC版間目地プライマー

シーリング材を充填して

ALC版間目地シーリング材充填

ヘラで押えて均して仕上げていきます。

ALC版間目地シーリング材ヘラ押さえ

シーリング材を充填しヘラで押え均した後の状態です。

ALC版間目地シーリング材打替え

サッシ廻りのシーリング材も同様に撤去を行ってから、新たに充填していきます。

劣化したシーリング材の撤去作業

サッシ廻りシーリング材撤去

充填する部分にプライマーを塗布して

サッシ廻りプライマー

シーリング材を充填し

サッシ廻りシーリング材充填

ヘラで押えて均していきます。

サッシ廻りシーリング材ヘラ押さえ

シーリング材を充填しヘラで押え均した状態です。

サッシ廻りシーリング材充填

また、ひび割れ部分はこのままの状態で、補修しても補修した材料は薄っぺらくしか付きません。

ALC版ひび割れ

ひび割れに沿って、カッターなどでひび割れ部に溝を掘っていきます。

alcひび割れ拡幅

その溝部にプライマーを塗布して

ひび割れ部プライマー塗布

シーリング材を充填し

ひび割れ部シーリング材充填

ヘラで押えて均していきます。

シーリング材ヘラ押さえ

ひび割れ部の補修した後の状態です。

alc 版ひび割れ補修

壁に無理な力が掛かる為、ひび割れが発生します、その部分に溝を掘らずに補修しても

すぐに同じところにひび割れが発生します。

同じところにひび割れを発生させたくないので、溝を掘りひと手間かけて補修を行います。

雨漏りが再発しないように考えて、隠れてしまう所程こそしっかりと工事を行っていきます。

 

次回は補修工事をした後の防水塗装についてお伝えしていきます。

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市川市北国分 外壁:ファイン4Fセラミック・屋根:サーモアイ4F その2

前回の市川市北国分 外壁:ファイン4Fセラミック・屋根:サーモアイ4F その1 に続いて

外壁塗装の作業の工程をお伝えします。

高圧洗浄を行い汚れや劣化した塗膜を除去していきます。

外壁高圧洗浄

外壁は窯業サイディングですので、ジョイントのシーリング材や

開口部廻りシーリング材の打替えを行います。

既存のシーリング材を撤去し、

シーリング材撤去

プライマーを塗って、シーリング材を充填した後に、ヘラで均していきます。

シーリング材ヘラ押さえ

サッシ等、塗装をしない部分をビニールで養生を行ってから、

下塗りのシーラーの塗装作業に進みます。

下塗りシーラー塗装

シーラーが乾燥した後に、再度シーラーを塗装し、脆弱部を固めていきます。

下塗りシーラー2回目塗装

今回は、2階の外壁と1階の外壁の色分けをご希望されておりますので、

別々の色彩で塗装をしていきます。

2階の外壁の上塗り1回目、材料はファイン4Fセラミック(色彩:19-75C)、フッ素仕上げです。

ファイン4Fセラミック

2階の外壁の上塗り2回目も、ファイン4Fセラミック(色彩:19-75C)のフッ素仕上げです。

ファイン4Fセラミック2回目塗装

1階の外壁は色を濃くしメリハリを付けます。

上塗りの1回目、ファイン4Fセラミック(色彩:15-30B)、フッ素仕上げです。

ファイン4Fセラミック1回目塗装

1階の外壁の上塗り2回目も、ファイン4Fセラミック(色彩:15-30B)のフッ素仕上げです。

ファイン4Fセラミック2回目塗装

 

施工前の色彩が

外壁塗装前

施工後にはこのように変身します。

外壁塗装後

お客様にお選びいただいた色彩で、とても満足なさっています。

また、アンケートにもご協力いただきました。

お客様アンケート

お客様写真

ご協力ありがとうございます。

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市川市北国分 外壁:ファイン4Fセラミック・屋根:サーモアイ4F

市川市北国分の建物で、台風時に屋根の棟板金が取れて落っこちてきてしまい、

即雨漏りにつながるのでは?

と心配されて、お問い合わせをいただきました。

早速屋根に上ると棟板金が取れている状態になってます。

棟板金が取れている状態

板金の下にある板にシミ跡もあり、長い間棟板金が取れていたのかもしれません。

台風時に風に煽られた棟板金が落下して、気付いた次第です。

基本的には、棟板金が取れてしまっても、すぐに雨漏りがするわけではありません。

屋根の仕上げ材(今回はコロニアル仕上げ)の下には、防水シートが敷かれており

屋根仕上げ材の裏に雨水が浸入しても、防水シートによって室内に雨水が浸入しない

仕組みになっています。

ただ、棟板金が取れてしまっているので、お客様は心配しますよね。

 

他の棟板金は、取れてはいませんが取り付けてある釘の釘頭などは浮いている状態です。

屋根の状態もダイダイゴケが発生しており、塗膜の劣化も進んでいます。

屋根 ダイダイゴケ

外壁も触ると手に粉の様なものが付着し、「チョーキング現象」が起きています。

外壁 チョーキング

今まで気になっていた、外壁の塗装や屋根の塗装もついでに行うことで

全体的な塗装工事と、棟板金の修繕を行うこととなりました。

先ずは足場の仮設です。

足場仮設

塗装工事を行う前に、棟板金の修繕工事を行います。

修繕を行う前の板金が取れてしまっている状態で

棟板金貫板

木下地の貫板を交換して

棟板金貫板交換

棟包板金を取り付けます。

棟包板金取付

これで棟板金の修繕は完了で、この後は屋根の塗装の作業です。

高圧洗浄をし、汚れや劣化した塗膜を除去しています。

屋根高圧洗浄

続いて棟板金の浮いている釘を打ち直して、再度釘が飛び出てきにくくするために

釘頭部にシーリングを充填します。

釘頭プライマー塗布

釘頭シーリング材充填

その後に棟板金に錆止めを塗装して

棟板金錆止め

屋根全体的に今回はサーモアイシーラーを塗装します。

サーモアイシーラー1回目塗装

サーモアイシーラーを1回塗装した状態、

サーモアイシーラー1回目塗装後

サーモアイシーラーを1回塗装後に吸い込みが激しい箇所もありますので、

もう1回サーモアイシーラーを塗装していきます。

サーモアイシーラー2回目塗装

いくら良い上塗りの塗料を塗っても、隠れてしまう下塗りをしっかりと行っておかなければ、

すぐに剥がれの原因などになりますので、下塗りは念入りに行います。

サーモアイシーラーの2回目の塗装後の状態です。

サーモアイシーラー2回目塗装後

充分に乾燥をさせてから、上塗りの1回目の塗装を行っていきます。

サーモアイ4F1回目塗装

サーモアイ4Fベスト(色彩:クールグリーン)1回目の塗装後です。

サーモアイ4F1回目塗装後

塗り重ね乾燥時間をしっかりと守って、上塗りの2回目の塗装です。

サーモアイ4F2回目塗装

サーモアイ4Fベスト(色彩:クールグリーン)2回目の塗装後です。

サーモアイ4F2回目塗装後

屋根の塗装の完了です。

サーモアイ4Fという、遮熱塗料で高耐候性の塗料を塗装しています、

上塗りで最高級の塗料を塗装しても、下塗りをしっかりと行わなければ

下塗りの部分から剥がれてきてしまいます。

隠れてしまう所程こそ、しっかりとした作業が必要になります。

 

外壁の塗装の作業は次回 その2でお伝えします。

市川市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りのご相談は高松工業(有)へ

 

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塗装はただ塗るだけではだめなんです!

さいたま市南区で鋼製の手摺の塗装です。

錆が発生しており、塗膜も剥がれている状態です。

鋼製手摺塗装前

鋼製の手摺の塗り替え時には、ケレンなどの錆落としが重要になってきます。

隠れてしまう所程しっかりとしておかなければ、いくら長持ちする上塗りを塗装しても

下から剥がれてきてしまえば、元も子もありません。

電動工具を用いて浮いている塗膜や錆を落としていきます。

鋼製手摺サンダーケレン

浮いた塗膜の除去や錆を落としてから、錆止めを塗る前に

酸化還元材を塗装していきます。

不安定な赤さびを、安定した黒錆に転換させて、錆の再発生を抑えていきます。

鋼製手摺酸化還元材

その後にエポキシ錆止めを塗装します。

鋼製手摺錆止め完了

錆び止めを塗るとなぜ錆びないのかというと、

昔の塗料には錆止めの中に鉛を含有していて

その鉛の成分と錆のイオンが反応し、安定させて錆の発生を抑えていました。

現在主流のエポキシ錆止めの考え方は、錆自体を塗膜により空気と遮断させて

空気に触れさせないようにし、酸化させないという考え方で、

錆の発生を抑えています。

錆止めはしっかりと塗装しないと、すぐに錆が再発生してきます。

続いて上塗りの1回目、上塗りはファインシリコンフレッシュです。

弱溶剤の2液型の塗料になります。

2液型の塗料ですから、分量もしっかりと秤で測って混合していきます。

ファインシリコンフレッシュ1回目

上塗りの1回目が終わった状態になります。

ファインシリコンフレッシュ1回目完了

続いて上塗りの2回目です。2回目もファインシリコンフレッシュで塗装していきます。

ファインシリコンフレッシュ上塗り2回目

上塗り1回目と上塗り2回目の色彩が若干違うのが見て取れるでしょうか?

前回の手摺の塗装の時、上塗り1回目と上塗り2回目と同じ色彩で塗装したそうです。

通常は私達もそのように行っています。

塗装してそれほど年月が経たないうちに錆が発生してきて、

がっかりしてしまったそうです。

そこで、こんなに早くに錆が出てきてしまうなんて、

本当に上塗りは2回塗ってくれたのか、当時は疑心暗鬼になっていたそうです。

そこで今回の塗装時には、しっかりと上塗りが2回塗ったかどうかが分かるように

若干色彩を変えて対応させていただきました。

上塗りの2回目を塗装した状態になります。

ファインシリコンフレッシュ上塗り2回目

塗装は仕上がってしまえば、綺麗になりどのような工事を行ったか

分からなくなってしまいます。

ケレン(錆落とし)や錆止め、塗り回数と言った、

隠れてしまう所程しっかりと行わなければ

長持ちする塗膜は得られません。何のために塗装をするのか、

塗るものを守る為です。

ただ塗るだけではだめなんです!

さいたま市の塗装のご相談は、高松工業(有)へ
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