外壁のひび割れからの雨漏り 浦安市当代島

浦安市当代島での外壁のひび割れからの雨漏りの事例です。

雨漏り箇所事前確認

雨漏りしている所を事前に確認しています。

サッシ下の壁に雨漏りがしている状態で、壁にはシミ跡も確認できます。

この外壁の外部を確認すると、サッシの下にひび割れが発生している状態です。

外壁のひび割れ

サッシ下の外壁のひび割れ、このひび割れの室内側に雨ジミが有ります。

このひび割れが原因で、建物内に雨水が浸入して雨漏りを引き起こしているのでしょうか?

また、このサッシの上の壁を見てみると、同じようにひび割れが有ります。

サッシ上外壁のひび割れ

サッシ上にもひび割れが発生しています。

このひび割れは、過去の外壁塗装時にも発生していて、

補修を行い塗装をしている跡が確認できますが、同じ所にひび割れが再発生している

状態になっています。

散水調査の結果、サッシ下のひび割れからの雨水浸入ではなく、

このサッシ上のひび割れが原因で、室内に雨漏りの具体的な現象、

つまり雨漏り具象を起こしていました。

実際にサッシ上のひび割れに散水を行っている写真です。

外壁ひび割れ部への散水調査

外壁ひび割れ部分への散水調査

すると10分程度で雨漏り具象が再現してきました。

雨漏りの再現

雨漏りの再現の状態です。

ここで雨漏りのメカニズムを考えます。通常モルタルの外壁において、

ひび割れが発生することは想定済みです。ひび割れから壁内に雨水が浸入しても、

モルタルの裏にあるアスファルトフェルトと言う防水紙が貼られており、

室内に雨水を浸入させない様な工事が施されています。

現実としてひび割れに散水をすると、室内に雨漏りの具象を引き起こすと言うことは

アスファルトフェルトに不具合が有ると言うことが分かります。

前回ひび割れを塞ぐ補修をしているようですが、補修した部分にひび割れが

再発してしまえば、壁の中のアスファルトフェルトの不具合を直していない為、

雨漏りが再発してしまうのです。

雨水の建物内への入口はひび割れで、アスファルトフェルトの上を雨水が伝わり、

アスファルトフェルトの不具合部分から、室内の壁に雨漏りの現象として現れます。

アスファルトフェルトの不具合部分は雨の浸入経路として考えられます。

原因が特定された後は、修理を行いますが前回同様に、ひび割れを塞いだだけでは

その塞いだ材料が劣化し、ひび割れが再発すれば、また同じように雨漏りの具象が

発生する為、雨漏りを解決するためには、外壁のモルタルを一時撤去し、

アスファルトフェルトの不具合を直して、モルタルを復旧する修理を行わなければ、

再発の無い雨漏りの解決には至りません。

もちろん建物のために良い工事と、お施主様の為に良い工事と考えると

工事の内容に多少の違いが出て来る場合も考えられます。

しっかりと雨漏りのメカニズムを理解していて、建物の為にも、

お施主様の為にも良い修理の方法を、お施主様と一緒になって考えてくれる、

そのような考えの方と雨漏りの解決の方法を探していければ、

再発の無い雨漏りの修理が行えます。

 

 

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、                                                 松戸市の雨漏り110番松戸店高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
☆フリーダイヤル 0120-110-826
☆雨漏りホームページ http://amamori-matsudo.jp/
☆外壁塗装ホームページ  http://www.takamatsu-kogyo.com

松戸市役所及び支所内のTVモニターにて
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松戸市生活カタログ市民便利帳のP181もご覧ください。
地元松戸市の財源確保に微力ながら貢献させて頂いております。

押入れ天井からの雨漏りその2 葛飾区亀有

前回に引き続き、葛飾区亀有での押入れ天井からの雨漏りの事例です。

前回の「押入れ天井からの雨漏りその1 葛飾区亀有」はこちらから。

工事範囲を決めて工事を行っています。

工事範囲は、屋根の棟部分から谷に向かっての瓦部分と谷の板金部分の範囲になります。

屋根修理工事範囲

棟から瓦1枚下がった部分から、谷に向かって屋根の修理を行います。

既存の瓦を一時撤去して、2次防水を確認すると、所々に切れや穴が開いている

状態になっていました。

屋根瓦を捲った状態

屋根の瓦を撤去し、過去の2次防水のみの状態です。

2次防水である防水シートを敷き、この屋根面から雨水が浸入しないようにします。

屋根防水シート敷き

屋根に防水シートを敷いた状態です。

防水シートを敷くときには、棟部分を超えて敷き込みます、

棟から雨水が浸入した場合に備えています。

板金部分の防水シートと瓦部分の防水シートは重ねて貼りますが

水下(みずしも)になる板金の防水シートを敷いてから、

瓦部分の防水シートを重ねていくことが大切です。

防水シートの重ね

水下(みずしも)の防水シートを下に敷き込み、水上(みずかみ)防水シートを重ねます。

この隠れてしまう部分の工事が重要になります、後は谷板金を貼り瓦を復旧していきます。

前回不具合箇所であった、立ち上り部分も雨水が入らないように修理を行っています。

立上り部板金の不具合

立上り部の板金に不具合が有り、雨水を飲み込んでしまうようになっています。

立上り部分工事施工前

立上り部板金修理

立上り部分の板金を修理した後の状態です。

立上り部分の工事施工後

瓦を復旧し終え、屋根の雨漏り修繕工事の完了になります。

雨漏り屋根修理完了

雨漏り部位の屋根修理完了です。

 

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押入れ天井からの雨漏りその1 葛飾区亀有

葛飾区亀有での押入れ天井からの雨漏りの事例です。

押しれにしまってあった、布団が濡れてしまっていた為に、気が付いたそうです。

押入れ天井からの雨漏り

押入れ天井からの雨漏りです。

早速天井裏を確認します、すると雨水が浸出している部分の真上にも、雨ジミが有り

屋根から雨水が浸入している可能性が高いと、想定できます。

屋根下の天井裏の雨ジミ

屋根下の天井裏に雨ジミの跡が付いています。

また、現在は漏れてきてはないとの事ですが、過去には今回漏れて来た部位の

反対側の天井から雨水が浸出していて、壁にシミ跡が付いています。

壁の雨ジミの跡

過去に雨漏りがしていてできてしまった、雨ジミの跡

天井裏から確認すると、シミ跡が残っていることが確認できます。

天井裏のシミ跡

過去の雨漏りの天井裏のシミ跡

ここで屋根に上り、状態はどのようになっているのか実際に見て、確認します。

雨漏り部位の真上の状態

雨漏りしている部分の屋根上の状態です。

青丸部分が、押入れ天井の雨水が浸出している部分の真上になります。

瓦を一時取り外して、2次防水の状態や周辺を良く確認すると、

瓦下の2次防水の状態

瓦下の2次防水に不具合箇所が確認できます。

2次防水に穴が開いていたり、

立上り板金の不具合

立上り板金部の角に隙間が有り、雨水を飲み込んでしまう状態になっています。

立上り部分の板金の納め方に、不具合があることが確認できます。

漏れている上の屋根の状態

建物内に雨水が浸入している可能性が高いところは、水下(みずしも)の為、

青丸部分のみの修繕では雨漏りが再発する可能性が高くなってしまいます。

何故かと言うと、瓦の下には2次防水が施されています、

瓦の裏に廻ってしまった雨水は、2次防水の上を通って排水され、

室内に雨漏りを起こさせません。

しかし、2次防水を水下(みずしも)の部分だけ修繕しても、

修繕したところより高い水上(みずかみ)から浸入した雨水は

2次防水の重なりが逆になってしまう為、防水シートの裏に廻ってしまい、

雨漏りを再発させてしまいます。

ここで修繕の考え方としては、最低でも棟部分から谷に向かっての範囲で考えます。

本来であれば屋根全体を葺き替えた方が、今後工事をしていない部分からの雨漏り

の憂いは無くなります。がしかし、費用の問題や今後建て替えるなどの事を考えて、

お施主様とよく打合せをして、棟から谷に向かっての範囲でご提案します。

もちろん、過去の雨漏りのことも考慮に入れて、ご相談しご提案します。

 

次回は、屋根の修理を行っている作業の状況をお伝えします。

 

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屋上排水ドレンからの雨漏り 足立区青井

足立区青井の3階建て鉄骨ALCの建物の、3階の天井からの雨漏りの事例です。

屋上に上り疑わしい部位を確認していくと、排水ドレン部分には亀裂もあり、

疑わしい部位になります。

屋上排水ドレン

疑わしい部位の、屋上排水ドレン

長雨やゲリラ豪雨等、ドレンから排水できる量よりも雨の供給量が多くなれば

ドレン廻りには雨水が溜まってきます。

溜まればこのドレン廻りの亀裂から雨水は防水層の裏に廻ってしまい、

天井から雨漏りを発生させてしまいます。

排水ドレン廻りの亀裂

排水ドレン廻りに亀裂が入ってしまっている状態。

この様に排水ドレン部分が原因の場合の修繕方法としては、

改修用ドレンを取り付けて、この亀裂部分から雨水が建物内に浸入しない様な

工事をして行きます。

改修用ドレン取付

改修用ドレンを取り付けた状態です。

この改修用ドレンは、板部分が鉛製で穴の先にはジャバラが取り付けてあります。

改修用ドレンの裏側

改修用ドレンを裏側から見ると、この様になっています。

取り付ける前に裏から見るとこの様になっています。

この改修用ドレンを取り付けて防水を行うことにより、防水の上を雨水は流れ

穴から排水されていきます、すると先程の亀裂部分を通ることなく排水できるため

建物内に雨水が浸入しなくなります。亀裂部分にバイパスをつくるイメージです。

雨漏りの原因になる、雨水浸入位置の統計上、このドレンからの浸入は上位にあります。

ドレン廻りの亀裂を塞ぎ防水を行っただけでは、塞いだものが劣化すれば、

またそこから雨水がしてくるリスクがあります。

リスクを少なくするためにも、改修用ドレンなどを用いた防水工事を行うことが

重要になり、雨漏りの再発を防ぐ防水工事になります。

 

 

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斜壁からの雨漏り  江東区亀戸

江東区亀戸の現場で、鉄骨造ALCの上にタイルが貼られている建物の雨漏りの事例です。

雨水の浸出(雨漏り具象)が確認された場所は、4階建ての建物の4階の

壁及びサッシ枠からです。

サッシや壁からの雨漏り

サッシや壁から雨漏り(雨水浸出)がしています。

お施主様ご自身で、サッシュ廻りのシーリング材を充填したり、

テープを貼ったりして対応していましたが、一向に雨漏りが止まらない状態でした。

サッシ廻りの補修跡

お施主様がご自身で、サッシ廻りにシーリング材を充填したり、テープを貼って対処していました。

先ずはどこから雨水が浸入しているのか、雨水浸入位置を特定する為に、

散水調査を行います。

様々な部位を散水調査をした結果、雨水浸入位置は斜壁からと判明しました。

斜壁は、「しゃへき」「ななめかべ」と呼び、壁であると考えられがちですが

雨が降れば常に雨が掛かる、屋根や屋上と同様であると認識しなければなりません。

斜壁の部分は、本来屋根材で仕上げるか、若しくは防水の仕様にしなければなりません。

デザイン重視や見た目、はたまた予算の関係で、外壁と同様の仕様のままでは、

経年劣化の後には雨漏りを発生させてしまいます。

今回は鉄骨造ALCの上にタイルを貼っていますが、

鉄筋コンクリート造(RC造)においても同様の考え方をしなければ、

斜壁部分から雨水は浸入してきます。

もちろん新築時に雨漏りする建物を作ろうとは、誰も思いません、

しかし認識が違えば、結果的に雨漏りをする仕様になる可能性もあります。

斜壁から雨水が浸入し、雨漏りがしてしまうと言うことも認識して頂きたいと考えます。

 

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