失敗しないための業者選び

  • 外壁塗装工事を行う上で皆様に知っておいて頂きたいことを、わたくし高松工業の代表高松が、ユーチューブの動画でお話しさせて頂いております。皆様が、外壁塗装工事業者を選ぶ際の参考にして頂き、失敗のない外壁塗装工事を行っていただきたいと考えております。

まず考えることは業者選びの基準
安さ・技術力・ブランド?
失敗しない 外壁塗装業者選び1

YouTubeで見る 3分13秒

安さが売りの業者は
なぜ安くできるのか
失敗しない 外壁塗装業者選び2

YouTubeで見る 2分33秒

屋根塗装のルールを守っているか
スレート瓦(コロニアル・カラーベスト)
失敗しない 外壁塗装業者選び3

YouTubeで見る 4分42秒

乾燥時間・塗る回数を守っているか
外壁塗装のルール例
失敗しない 外壁塗装業者選び4
>>さらに詳しく「回数・薄め方・ペンキ」

YouTubeで見る 4分54秒

「ひび割れの処理」をどうするか
その業者に聞いてみる
失敗しない 外壁塗装業者選び5
>>さらに詳しく「シーリング」についてはこちら

YouTubeで見る 2分

同じ「高圧洗浄」でも
業者によって違います
失敗しない 外壁塗装業者選び6

YouTubeで見る 1分41秒

外壁塗装工事の日数
あまりにも短い業者のカラクリ
失敗しない 外壁塗装業者選び7

YouTubeで見る 2分30秒

塗装前に劣化を確認する
見極めるポイントを実例で
失敗しない 外壁塗装業者選び8

YouTubeで見る 7分53秒

「シーリング」
上辺だけ打替える業者
失敗しない 外壁塗装業者選び9

YouTubeで見る 2分54秒

「塗る」回数・薄め方・ペンキ
外壁を「塗る」その1
失敗しない 外壁塗装業者選び10
>>さらに詳しく「塗る その2」もあります

YouTubeで見る 3分41秒

塗料の乾燥時間について
外壁を「塗る」その2
失敗しない 外壁塗装業者選び11

YouTubeで見る 2分41秒

  • 失敗しない業者選び

筆者(代表高松)の願い

塗装工事は決して安い買い物ではありません。
システムキッチンやユニットバスのように製品を一目見て判断できるわけでもなく仕上がってから初めて見ることが出来ます。そこには当然、不安がつきもの・・・。

そんな不安を少しでも解消出来るようにお客様が求める業者選びの参考にぜひお役立てください。 ぜひとも納得のいく契約をしてよい買い物をして頂きたいと願っております。

はじめに
まず、皆さんが、どの要素を最も大事にしたいのか、 お金なのか、品質なのか、時間なのか、その優先順位をはっきり意識してから、読み進めていただくことをお奨めします。
①価格だけで判断しない
塗替え工事は、決して安い買い物ではありません。少しでも節約して、安い方でいいかな、と思われる方も多いかもしれま せん。価格は業者選びの1つの判断基準です。でもそのときは、価格を第一に見るのではなく、社長やスタッフの対応、会社の信用度をよく見るようにしてください。 社長はどんな人なのか、スタッフはどんな気持ちで仕事に取り組んでいるのかな ど、「人」に注目してみてください。 価格の安さばかりをアピールする会社と言うのは、結局のところ、価格しか取柄 がないと考えて良いのではないでしょうか。少しでも安くおさめようとした結果、思った以上に仕上がりが悪かったり、十年持つはずだった塗装が数年で剥げてきたとしても、もう一度塗替えをやり直すのは、そう簡単ではありませんね。

アドバイス!塗装工事にかかる原価の構成
工事費は、大きく、労務費と材料費に分けられます。塗装工事 については、どんなに高級な塗料を使用したとしても、材料費が 50%を超えることはあり得ません。従って、工事費の多くは人件費(労務費)が占めているのです。1つの工事を完成させるための労務費は、人数×日数で出た合計で大まかに分かってしまうのです。*職人1人が1日(実働8時間)労働することを1人工としています。見積を出してもらう際に、「人工は、どのくらいかかるの?」と聞いてみると、 数社の見積りを比較する際に、とても分かりやすくなることでしょう。
②営業マンに塗装の知識はあるか?
営業マンに塗装の知識がないのは、自社施工していない営業専門の会社の典型的な証拠です。受注後は他社に丸投げの確率が高く、中間マージンをとりますので割高になります。何より、お客様のご要望を施工する職人さんに、きちんと伝えられない場合も考えられます。クレームがある時でも即対応してくれず、職人に対応を任せてしまう場合もあります。塗装の知識がない営業マンの会社と契約を行うときは、ご自身が納得できていな い場合は控えた方が賢明です。また、『しつこい営業を掛けてくる』業者も同様です。彼らの多くは、営業専門の会社で完全成果報酬型。彼らも生活が掛かっているので必死です。

すぐに見積書を出したがる営業マンも中にはいますが、これも要注意。見積を作るのはとても大変な作業です。
・立地条件や下地の傷み具合、素地の状況
・それらの状況に合った塗料や工法
・お客様のライフスタイルや考え方など
を総合的に考えて、提出するものです。そこまで深く考えなければ、適正な見積書など出せっこないのです。

アドバイス!見積りは、あえて時間をかけてじっくり検討してみる。
③不安をあおる勧誘をしてくる業者
事前の連絡も無く訪問し『お宅の外壁は傷んでいて、このまま放置しておくと倒壊しますよ』などと言って半分脅かしで勧誘する手口には要注意です。実際、傷んでいるか否かは外から見ただけでは正確に判断することは出来ませ ん。正確に判断するには、外壁を実際に手で触って劣化具合を確認したり、 梯子などを使用してひび割れなどを確認したりします。

アドバイス!このような場合には、じっくりと複数(2~3社)の塗装業者から見積をとり、 比較検討したうえで塗装業者を選びましょう。
④あり得ない値引きをする業者
『●●社と同じ内容で、50%OFFでやります』というような事を言ってくる業者がいます。安くて良い塗装工事をしてもらう為に複数の塗装業者に相見積をしてもらっているのですから、飛び付きたい気持ちになることは分かります。

『ちょっと待ってください』 なんでそんなに安く出来るかを考えてください。 注文を取るために利益を削る、経費を削る、を超えた値引きは『材料費を削る (ランクを落とす、薄めすぎで塗る等)』、『必要な工程を省く(3回塗りを2回に する等)』、『安い職人、熟練度の低い職人を使う』等の塗装品質を落とすことに直 結します。見かけの安さに騙されないでください。良心的な塗装業者は他社とまったく同じにならないのです。実績のある塗料、施 工方法で行うものなのです。
⑤会社所在地に注目する
なぜ住所かと言うと、実際に自社施工をする為には、事務所のほかに資材置場等を保有する必要があります。『会社所在地』がアパートの一室の様な場合は要注意です。注文だけ取り他社に丸投げの可能性もあります。必ずとは言い切れませんが、避けた方が無難である事は間違いありません。

また、遠い場所から来る塗装業者は費用の中に移動費を賄わなければなりません。同じ見積の金額でも、実際の工事に掛けられる費用は変わってきます。
⑥ご近所への配慮が出来る塗装業者か?
塗装工事を含め、リフォーム工事は何かとご近所へご迷惑をかけてしまうものです。そこで、『仕事とはいえ、ご近所に迷惑をお掛けしています、 最低限のご迷惑にとどめます。』の姿勢を示すことが大切になります。事前の近隣挨拶、養生(塗料の飛散防止のメッシュシ ート、車の養生シート)車の止め方などの配慮が必要です。

アドバイス!『ご近所への配慮はどのようにしていますか?』などと聞くと、その塗装業者の姿勢がわかると言うものです。
⑦短納期
施工期間が短い方が良いことは誰でもそう思います。だからと言って、施工期間があまりに短い塗装業者は危険です。足場を架けてから、足場の解体までで10日~14日間は必要です。 1週間以内で完了する業者は、仕事を任せてはいけない業者と思って間違いありません。途中の工程を省けば(手抜き)すれば短納期が可能だからです。

アドバイス!『工事期間はどの位ですか?』と質問してみましょう。
⑧クレームについても包み隠さず教えてくれるか?
正直にお話いたしますが、この世の中に100%ミスのない完璧な塗替え工事が存在するとは、どうしても思えないのです。常に最善を尽くすつもりで励んでいますが、そうしてもミスが生じることはあり ます。工事が進むにつれて、予想に反することが出てこないとも限りません。本当の問題は、ミスがあることではありません。そのミスに対し、見て見ぬふりをしたり、お客様からのクレームを放置したまま 逃げたりすることが問題なのです。

アドバイス!『御社にはこれまでどのようなクレームがありましたか。そのときは、どうやって対応したのですか』と質問してみましょう。この質問をした後、言葉に詰まったり、あいまいな返事で話を横に流してしまうような業者は・・・?
⑨塗る回数
一般的な塗装は、3 回塗が基本になります。見積書がこの3回塗りになっているかを確認してください。任せたくない塗装業者が行う手口としてありがちな方法は、中塗りを省略してしまうことです。また、塗料を規定量以上に薄めると言う手法もこれと併せて一般的な安売りの業者の典型的な手法です。

アドバイス!『施工管理はどのようにしていますか?』と質問してみましょう。施工中の写真を提出します、と即答する業者は優良な業者です。『過去の実績を見せてください』と聞くのも塗装業者を見極めるのに良い方法です。写真を撮る(記録を取る)には2つの意味があります。一つは、お客様への報告、もう一つは自社の実績の記録です。任せて安心な業者は必ずこの記録を持っています。そしてそれは、優れた塗装をしている業者にとって、絶好の PR のチャンスになるのです。写真を見ながら、施工の細かい点に及ぶ説明を始めたら、本当に自社で施 工している事が分かります。もちろん、昔堅気の職人で記録を取らない人もいるでしょう。ただ過去の自社の仕事をお客様に見せられないのは少なくても『怪しい』と疑う方が間違いありません。塗装業者が若い場合、社歴が浅い場合、かつ過去の実績を見せない、の3点が揃った場合は要注意です。
⑩水性塗料だけを熱心にすすめる
水性塗料は臭いも少ない、施工性が良い、近頃よく聞く『地球環境にやさしい』 という点もあり、良いところがあります。しかし、水性塗料の性能が上がってきたとはいえ、溶剤の上塗り塗料に比べて塗装が長持ちしません。

水性の上塗塗料を熱心にすすめる塗装業者の裏の理由は、『簡単』『安い』からです。『色を頻繁に替えたい』、『アレルギーを持っている』、『とにかく安い方がいい』 と言う方には水性の上塗り塗料が向いているかもしれません。けれども、長くご自宅を使い、メンテナンス費用を抑えたいとお考えなら、1回の塗装単価が高くても長く持つ塗装をした方が長期的には適しています。
⑪リピートのお客様
塗装工事は、塗装直後に見ただけで手抜きを見抜くことはプロの塗装業者でも不可能です。まして、プロでないお施主様が見抜くことなどまず不可能です。もし、あなたが手抜き工事をされたとして、2回目の塗装を同じ業者に頼みたいとは思わないと思います。任せて安心な塗装業者は、同一のお客様から複数回にわたって仕事を依頼されています。

『リピートの塗装工事を受けていますか?』と聞いてみましょう。また、実際に塗装をしたお家を見せてもらうのもいい方法です。
⑫さあ、実際に探してみましょう。
ホームページ・広告・チラシ・口コミ・YouTubeと、何から探してもかまいません。この会社に頼みたい、と思えるところを探してみてください。できればご自宅に近い住所の会社が、長く付き合ってゆく上では何かと便利です が、もし良さそうな会社がなければ、近所でなくても、ご自宅がその会社のエリア内に入っていれば特に問題はありません。

そして、何社かピックアップできましたら、今度は、その会社について違う媒体でも探してみて、住所や連絡先の電話番号が同じかを確認します。 中には、実体のないブローカー会社も存在するからです。時間に余裕があれば、記載されている事務所や資材置場に実際に出向き、確かめることも重要です。事務所に出向けば、営業のみを行い、実際の工事は下請けに丸投げしている会社などはすぐに判別できてしまいます。その会社にホームページがある場合は、施工例や仕事への取り組みをチェックしてみましょう。特にブログがあれば、ご覧いただくと、実際に現場が動いているかなどが確認できます。
⑬問い合わせをしてみましょう。
メールやホームページについているフォ ームからのお問い合わせも可能ですが、できれば直接電話をかけてみることをお 奨めします。どうしても心配でしたら、電話番号の頭に「184」を追加して電 話をかけ、あなたの番号を非通知にしてください。実際にお話しする際は、最初の印象がとても重要です。その時に「だいたいおいくらになりますか」とお聞きになられる方がたいへん多いのですが、ちゃんとした業者ほど、その質問には答えづらいものです。なぜなら、お客様のお住まいの大きさも形も材質も劣化度合いも一軒一軒異なるのに、調査もしていない物件の金額を、概算でも出すことは不可能だからです。 また、トラブルの中には、最初にお話しする金額はとても安く、実際に工事を行うと、いろいろな追加項目が発生して、当初の金額の何倍にもなったなどというケースがとても多いのです。
⑭事前調査をしてもらいましょう。
電話の対応も良く、信頼できると思えば、現地調査の日程を決めましょう。現地調査を行う日は、必ず皆さんの在宅日にしてください。ご不在日でも調査します、などと言う業者には注意が必要です。

事前調査時に、ちゃんとした業者であれば、お客様に不快な印象を与えたくないので、たとえ作業着であっても、それなりにきちんとした身だしなみでご訪問するはずです。逆に、これから外廻りや屋根などのいろいろな箇所を調査するのに、あまりにドレッシーな格好をしているのは不自然です。

調査中、分からないことがあれば、どんどん質問してみてください。工事の知識がある、良心的な人間であれば、できることと出来ないことをきちんと説明するはずです。

前にも紹介したとおり、見積書を作るのは、とても大変な作業なので、き ちんと業者に時間を与えることが必要です。決してその場で契約したりしないように!
⑮その他
建設業を営む会社、もしくは自営であっても、注文者から請け負って建設業工事をする場合に必要な許可として、「建設業許可」と言うものがあります。1件の請負金額が500万円(税込み)以上の工事をするには、この建設業許可 を受けていなければなりません。(元請けだけでなく、下請けも同じです。)

この許可を受けるためには、経営実績年数や専門技術者がいなければなり ません。他にも、請負に関して誠実性があること、金銭的信用を有している事などがないと、許可を受けることが出来ません。また、社長や従業員の中に有資格者がいるかどうかは、きわめて大事な要素であるとはいえないものの、そういう資格を有している職人がいれば、それだけやる 気が伝わってきます。

労災や、損害保険に加入しているか確認することも重要です。
⑯さいごに。
実は、良い業者か、悪い業者かを判断するのは、私たち業界の人間ではなく、これから施主となる皆さんなのです。多くの情報が簡単に手に入るようになった現在では、成約率が 50%を超える塗装業者は、ごく稀にしか存在しません。 優秀といわれている会社でさえ、半分近くはお客様から「NO」と言われています。 施工業者は、本当は、皆さんの動向に一喜一憂して、毎日を過ごしているので す。最初から最後まで、立場は皆さんのほうが上位です。ですから、肩の力を抜いて、リラックスして選んでみてはいかかがでしょうか。

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高松工業有限会社 〒271-0076 千葉県松戸市岩瀬609-5 >>出張範囲の目安

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