松戸市馬橋 塩ビシート防水機械的固定工法の作業の流れ

松戸市馬橋の現場での屋上防水の様子を、ユーチューブにてご紹介しています。

松戸市馬橋 塩ビシート防水機械的固定工法の作業の流れです

屋上防水にも種類が有り、ウレタン防水通気緩衝工法、ウレタン防水密着工法等が有りますが、今回は塩ビシート防水機械固定的工法のご紹介です。

 

 

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、松戸市の雨漏り110番松戸店(高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
☆フリーダイヤル 0120-110-826
☆雨漏りホームページ http://amamori-matsudo.jp/
☆塗装ホームページ  http://www.takamatsu-kogyo.com

松戸市役所及び支所内のTVモニターにて
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松戸市生活カタログ市民便利帳のP181もご覧ください。
地元松戸市の財源確保に微力ながら貢献させて頂いております。

松戸市松戸新田 アルミ笠木からの雨漏り その2

前回の「松戸市松戸新田 アルミ製笠木からの雨漏り その1」に続いて、

今回は実際に笠木を取り外してみます。

建物は前回と同様松戸市松戸新田の建物です。

手摺を撤去してみると、手摺の支柱を支えている金物には、錆が発生している状態です。

長い間雨水の浸入が有ったことを物語っています。

手摺支柱金物の錆

続いてアルミ笠木を撤去していきます。

手摺支柱の雨漏り被害

金物を撤去して防水シートの裏を確認すると、健全な状態になっています。

笠木防水シートの裏側

防水シートの端部が接着されていない為、笠木の下端が塞がれた状態では、

水位が上がり防水シートの裏に水は廻ります。

笠木雨水浸入の模式図

その結果雨水が室内に浸入してきて、今回の雨漏りの原因になっています。

 

この様に何が原因で雨漏りが起きているのかが分かれば、

雨漏りを止める修繕工事をどのように行えばいいのかは分かります。

ただ闇雲に工事を行うのではなく、何が雨漏りの原因なのかを追究し、

雨漏りのメカニズムを解明することが重要になってきます。

雨漏りを解決することに真剣に取り組んでいる、雨漏り診断士の資格を保有している、

我々雨漏り110番グループにご相談いただければ雨漏りが解決するまで

お手伝いさせていただきます。

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松戸市松戸新田 アルミ笠木からの雨漏り その1

松戸市松戸新田の建物の事例です。

ベランダの防水をしたり、シーリング材で隙間を埋めたり、

何度か工事を行っているが一向に雨漏りが直らないとの事でご相談を頂きました。

1階のサッシから及び天井から雨水が浸出してくるとの事

天井やサッシから雨漏り

漏っている箇所の上はベランダになっています。

漏水箇所の真上

数か月前に防水工事を行っているとの事で、防水はまだ綺麗な状態です。

疑わしい部位を観察していきます、するとまず目に付いたのが、

アルミ笠木の下端をシーリング材で埋めてしまっています。

笠木下端のコーキング

↑この写真はベランダ内側ですが、↓外側も同様に埋めてしまっています。

笠木下端のシーリング

笠木のジョイント部や手摺の支柱との付け根から入った雨水は、

この状態では排水する事が出来ません。

図で説明します、下図の断面図をご覧ください。

笠木断面図

青矢印の様に手摺支柱の付け根から入った雨水は、シーリング材があることによって

排水出来ずにアルミ笠木内に雨水は溜まっていき、

防水シートの裏に廻って室内に入っていきます。

手摺の支柱の付け根に散水調査を行った時も、すぐに階下で雨漏りが再現できました。

手摺散水調査

知識のない方が笠木の下端を塞いでしまったことによって、

雨漏りの被害を大きくしてしまったかもしれません。

木造の建物には雨仕舞の考え方が有って、

入ってしまった雨水を速やかに排出するように考えられています。

(雨仕舞とは、雨水による劣化軽減、雨漏り発生回避のために、雨水を制御し、適切に処理する仕組みのこと。)

ただ闇雲に隙間等を埋めるだけでは、雨漏りを止めることは出来ません、

建物に入った雨水はどのように動くのかを考え原因を追究して、

その後に適切な修繕工事を行って雨漏りを解決していきます。

雨漏り診断士などの資格を持った者に相談や依頼をし、散水調査等を行い、

何が原因かを突き止めて修繕工事を行うことが、

無駄な費用をかけずに雨漏りを解決していく近道かもしれません。

 

次回は実際に手摺や笠木を外して、どのようになって雨水が浸入してしまっているのかをお伝えします。

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ベランダの下の部屋の雨漏り  その3

前回「ベランダの下の部屋の雨漏り  その2」

前々回の「ベランダの下の部屋の雨漏り  その1」

に引き続き、松戸市幸谷の雨漏り修繕工事です。

手摺壁の笠木やサイディングを撤去してみると、透湿防水シートの上に

雨水が流れている跡が確認できます。

サイディングはがした後のシミ跡

赤丸部分は散水調査時に下階に水が漏って来た部位です、

雨水が浸入している跡がくっきりと残っています。

赤丸部分の透湿防水シートを捲ってみると、下の合板に雨水が廻っていることが分かります。

合板の腐食

合板の裏に雨水が廻ってしまえば、下部のグレーの部分の防水の裏に廻ってしまい、

下階に流れて行ってしまいます。

また緑丸部分は、下階に症状を表していませんでしたが、雨水が浸入していました。

手摺壁開口部雨染み

手摺壁のスリット部などは、弱点になりやすい部位です、

新築時に注意を払って施工してもらいたい部位ですね。

また、排水口の中で口が空いている部分が有り、

そこから雨水が浸入していますので一工夫を考えます。

鉄骨造や鉄筋コンクリート造のウレタン防水であれば、改修用ドレンを挿入して、

バイパス状に雨水を口のあいている部分に触れずに排水する事が出来ますが

今回の場合はそれが出来ません。そこで板金で筒を作り、

改修用ドレンと同じ効果が得られるようにしておきます。

改修用ドレンと同じ考え

サイディングを貼り、笠木を取り付けて、床の防水を行って工事は完了です。

雨漏り修繕工事後

ここで終了ではなく、工事した部分に再度検査を行います。

雨漏り110番松戸店ではお引渡し前検査と呼んでおり、散水調査と同じように散水し、

漏れてこない事を確認してから、足場を解体してお引渡しを行っております。

散水調査と同じ順番で、排水口部分に散水、もちろん漏れてはきません。

お引渡し前検査

笠木と手摺の取合い部分に散水、もちろん漏れてはきません。

お引渡し前検査笠木

笠木と外壁の取合い部も同様です。

お引渡し前検査笠木と外壁取り合い

散水調査を行った時に、どのくらいの時間で雨漏りが再現したかは分かっていますので、

その時間よりも長い時間散水を行い、工事した部位がしっかりと施工されており、

雨漏りしない事を確認してから、お引渡しを行います。

お客様は、工事をする為に費用を払っていただいているのではなく、

雨漏りを止めてもらいたいから費用を払って下さいます。

しっかりと雨漏りが止まっていることを確認するのは、当然ですよね。

 

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ベランダの下の部屋の雨漏り  その2

前回は松戸市幸谷の建物の雨漏りしている箇所を室内から確認して、

その後に外部の疑わしい部位を確認しました。

前回のお話は「ベランダの下の部屋の雨漏り  その1」でお伝えしております。

今回は外部の疑わしい部位へ散水を行い、仮説を立てた疑わしい部位から

実際に雨水が浸入しているのかを確認していきます。

先ずは一番水下(みずしも)の排水口廻りに散水を行い確認していきます。

排水口への散水

すると室内に浸出してきました、

天井から雨水浸出

仮説で立てた排水口部の口が開いている部位から雨水は浸入していることが確認できました。

続いて、更に上の笠木のと手摺の取合い部分に散水を行います。

この時に下の排水口に水が掛からないように配慮をしないと、排水口部からの浸入なのか?

笠木部からの浸入なのか?分からなくなってしまいます、

どこが原因なのかをはっきりさせないと、工事範囲も変わってきてしまいます。

実際に笠木に散水を行うと、

笠木への散水調査

室内に浸出してきました、もちろん排水口部には水が廻っていないことは確認しています。

天井からの漏水

廻縁に沿ってシミ跡もあることから、笠木と外壁の取り合い部にも散水を行います。

笠木と外壁の取合い散水

ここからも室内に浸出してきました、

天井からの雨漏り

天井に付いているシミ跡に沿って浸出してきていますので、

笠木と外壁の取合い部も雨水浸入の原因部位となります。

原因が分かった後は工事の範囲や方針を検討していきます。

工事の方針としては、ベランダの床の防水工事、アルミの笠木を一時取り外し、

手摺壁内側のサイディングを剥します。

但し、ベランダ内側のサイディングはすべて剥さざるを得ません、

現在貼って有るサイディングの厚みが12mmです、12mmのサイディングが現在無い為に、

14mmのサイディングで復旧します、すると笠木の大きさが変わってしまうので

ベランダの内側はサイディングの貼り替え、アルミの笠木も大きさを大きくして

新規に取替になります。

 

次回は雨漏り修繕工事の様子をお伝えします。

 

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