雨漏り診断のプロが行う3つの調査

私達雨漏り110番松戸店が行う安心の3種類の雨漏り調査方法の特徴と費用

雨漏りの調査では大きく分けて3つの調査で考えます。

①雨漏りの事前調査

実際に雨漏りしている現場にお伺いし、室内の雨水浸出箇所を確認してから

外部の雨水浸入箇所を目視で確認します。

階数が高い場合などは双眼鏡を用い確認する場合もあります。

この時には室内で、赤外線サーモグラフィーを使用して表面温度を測定したり

水分計を用い雨水浸出位置付近の含水率を測定します。

赤外線サーモグラフィー天井の漏水

赤外線サーモグラフィーにより、雨漏り部の天井の温度の違いを測定します。

水分計での含水率測定

水分計を使用して、含水率を測定します。

赤外線サーモグラフィー及び水分計での測定結果は、

あくまでも補助的な判断材料として使用します、

基本的には内部での使用になりますので、

外部にある雨水浸入位置を探し出せるわけではないと考えております。

 

②雨漏り再現調査

散水調査が基本になります。

雨水浸入の疑わしい箇所に、散水を行い診断していきます。

極めて原始的な調査方法ですが、確実性があります。

雨漏り110番松戸店では、木造在来工法で5か所に散水を行い、118,000円~

足場の仮設が必要な場合は、別途費用が発生します。建物の状況により変わってきます。

木造 散水調査

木造の建物のサッシ廻りへの散水調査

 

③お引渡し前散水調査

雨漏り再現調査(散水調査)を行い、修繕をした建物については修繕後にお引渡し前検査

として再度散水調査を実施しております。

修繕した箇所から漏ってきていないのかを確認してからお引渡しを行っております。

雨漏り修繕後引渡し前検査

雨漏り箇所修繕後に引渡し前検査を行い、修繕部位から漏れてこない事を確認してから、お引渡しをしています。

これは、雨漏りの定義のなかでもお話しさせた頂きましたが、複数浸入雨漏りなど

複雑な雨漏りに対処するためには工事を行った箇所からは漏ってこないと言うことを

はっきりさせる為に行っております。

引渡し前検査にかかる時間としましては、②の散水調査時に判明した

雨水の浸入位置の数や時間によって変わってきます。

 

上記の3つの調査を行い、雨漏りを解決し、工事後も安心して頂けるように考えております。

 

雨漏りでお困りの時には、雨漏り110番松戸店へご相談ください。

 

 

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、松戸市の雨漏り110番松戸店(高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
☆フリーダイヤル 0120-110-826
☆雨漏りホームページ http://amamori-matsudo.jp/
☆塗装ホームページ  http://www.takamatsu-kogyo.com

松戸市役所及び支所内のTVモニターにて
動画広告を放映しております。

松戸市生活カタログ市民便利帳のP181もご覧ください。
地元松戸市の財源確保に微力ながら貢献させて頂いております。

木造建物の1次防水と2次防水の違い

木造の建物の場合、1次防水・2次防水と言う考え方が存在します。

屋根の場合、瓦やスレート瓦、板金などの屋根仕上げ材が【1次防水】で、

下葺き材のアスファルトルーフィングが【2次防水】と言う考え方です。

木造アスファルトルーフィング

二次防水:アスファルトルーフィング
一次防水:スレート瓦

外壁の場合、サイディングやモルタルなどの外壁仕上げ材が【1次防水】で、

サイディングの下葺き材の透湿防水紙、モルタルの下葺き材のアスファルトフェルト

等が【2次防水】と言う考え方です。

二次防水アスファルトフェルト

二次防水:アスファルトフェルト
一次防水:モルタル塗装仕上げ

経年経過した後に、屋根や外壁の仕上げ材内部に雨水が浸入してきても

2次防水の下葺き材によって室内に雨水を浸入させないようにすることが目的になります。

仕上げ材が無い状態(下葺き材が露出している状態)でも、雨水が室内に浸入しないように

施工されていなければなりません。しかし仕上げ材の下に隠れてしまう為、現場では

丁寧な施工がされにくい傾向にありますが、本来であれば納まりなどは入念な施工が必要とされます。

 

鉄骨造や鉄筋コンクリート造等は2次防水の概念が無い為

(鉄骨造の一部には2次防水の概念が存在する場合もあります)、

1次防水である外装の仕上げにおいて止水に頼ります。

だからと言って塗装を行えば雨漏りは止まると言った考えは危険です。

塗装の下に行う作業として、シーリング工事やひび割れの補修など、塗装が劣化しても

建物内に雨水が浸入しないようにするための下地処理をしっかりと行わなければ

塗装が劣化した場合に、雨漏りの再発につながります。

「塗装をすれば雨漏りは止まる」等と言う言葉には騙されないような注意が必要になります。

 

1次防水・2次防水の考え方と同様に重要なのが、【雨仕舞い】と言う考え方です。

【防水】とは「不透水性材料の連続面を形成して水を透過させない」と言う考え方に対して

【雨仕舞】とは「雨水が濡らす部位部材の形態と配置の選択によって表面や隙間の雨水を

適切に処理し、不具合の発生を防ぐ」と言う考えです。

つまり雨が入っても建物内から雨水を排出させると言う考え方なのです。

【1次防水】【2次防水】【雨仕舞】この考え方のもとに、雨漏り解決のために

取り組まなければ何度工事を行っても解決に至らないと言う悲しい結果に終わることも

有ります。建物の持ち主である皆様もこのことをご理解いただき、

一緒に解決に取り組まなければなりません。

 

雨漏りのご相談は、私達雨漏り110番グループへお気軽にご相談ください。

 

 

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船橋市 1階店舗への雨漏り  鉄骨造ALC

船橋市の建物で、鉄骨ALC3階建ビルの1階店舗の天井に雨漏りしています。

何度か他の業者で外壁の補修工事を行っているが雨漏りが止まらないとのご相談です。

1階店舗天井から雨漏り

外壁の補修工事後も雨漏りは改善されず、雨が降ると毎回ではないが

天井からポタポタと雨漏りするとのことです。(上図写真丸部分)

外部から漏水箇所の確認

外部側から雨漏り箇所の位置関係を確認します、丸印の箇所が1階天井の漏水箇所です。

疑わしい箇所(被疑箇所)を特定して、雨漏り再現調査「散水調査」の御見積を提出します。

alc外壁散水調査

alc版間目地への散水調査

alcサッシ廻り散水調査

alcサッシ廻りへの散水調査

alc屋上防水立上り散水調査

alc屋上防水立上りへの散水調査

実際に「散水調査」を行っている写真です。

2階~3階の外壁面の疑わしい箇所(外壁目地、サッシ廻り、貫通部等)や屋上の防水層に

散水調査を行いましたが漏水現象は再現されませんでした。

alc笠木天端への散水調査

alc笠木天端への散水調査

風の伴う雨の場合、壁に当たった雨が屋上の笠木金物に巻き上げるようになります。

巻き上げの雨を再現する為に下方向から調査します。

断面図で説明すると、下図のようになります。

 

alc笠木天端から雨水浸入断面図

alc笠木天端から雨水浸入断面図

alc1階店舗の天井雨漏り再現

alc1階店舗の天井雨漏り再現

散水調査を始めて15分程度で漏水現象が再現されました。

今回の雨漏りは屋上笠木天端部分(笠木金物内部の防水層)が原因でした。

笠木金物を取り付ける前に笠木天端部分の防水処理をしっかり行っていないと

雨が巻き上げた場合に雨水が壁内部に浸入します。

今回の物件は外壁補修を何度か行っても雨漏りは改善されないようでしたが、

原因をつきとめたことによって、この雨漏りは解決しました。

散水調査を行って原因を突き止めるのが最小限の工事で雨漏りを止める近道です。

船橋市で雨漏りでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

雨漏り110番松戸店 雨漏り診断士 中島健夫

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松戸市馬橋 塩ビシート防水機械的固定工法の作業の流れ

松戸市馬橋の現場での屋上防水の様子を、ユーチューブにてご紹介しています。

松戸市馬橋 塩ビシート防水機械的固定工法の作業の流れです

屋上防水にも種類が有り、ウレタン防水通気緩衝工法、ウレタン防水密着工法等が有りますが、今回は塩ビシート防水機械固定的工法のご紹介です。

 

 

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松戸市松戸新田 アルミ笠木からの雨漏り その2

前回の「松戸市松戸新田 アルミ製笠木からの雨漏り その1」に続いて、

今回は実際に笠木を取り外してみます。

建物は前回と同様松戸市松戸新田の建物です。

手摺を撤去してみると、手摺の支柱を支えている金物には、錆が発生している状態です。

長い間雨水の浸入が有ったことを物語っています。

手摺支柱金物の錆

続いてアルミ笠木を撤去していきます。

手摺支柱の雨漏り被害

金物を撤去して防水シートの裏を確認すると、健全な状態になっています。

笠木防水シートの裏側

防水シートの端部が接着されていない為、笠木の下端が塞がれた状態では、

水位が上がり防水シートの裏に水は廻ります。

笠木雨水浸入の模式図

その結果雨水が室内に浸入してきて、今回の雨漏りの原因になっています。

 

この様に何が原因で雨漏りが起きているのかが分かれば、

雨漏りを止める修繕工事をどのように行えばいいのかは分かります。

ただ闇雲に工事を行うのではなく、何が雨漏りの原因なのかを追究し、

雨漏りのメカニズムを解明することが重要になってきます。

雨漏りを解決することに真剣に取り組んでいる、雨漏り診断士の資格を保有している、

我々雨漏り110番グループにご相談いただければ雨漏りが解決するまで

お手伝いさせていただきます。

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