流山市後平井 床からの雨漏り

流山市後平井のお客様から、床に雨漏りがしているとの事でご相談を頂きました。

床からの雨漏り

雨が降るとトイレの床に水が溜まってしまうとの事でご相談を頂きました。

強い雨や長く降っている雨の時に、床に水が溜まってしまうとの事でした。

天井や壁には雨ジミは無い

天井や壁には雨ジミなどは無い状態です。

天井や壁を確認しても、雨ジミの様な跡はありません。

建物は鉄骨造でALC版で外壁が形成されています。

ここで、赤外線サーモグラフィーで、壁や天井の表面温度を測定してみます。

サーモグラフィー雨漏り調査

天井の一部に温度が低くなっている部位があることが確認できます。

天井の一部に温度が低いところが確認できます。

下図は目に見えている、可視画像です。

サーモグラフィー可視画像

サーモグラフィーで測定している部分の、目に見えている部分の画像です。

ただ目視しているだけで、サーモグラフィーで確認しなければ、天井の温度が低い部位は確認できません。

次は雨水が浸出してきている付近の壁を、水分計にて含水率を測定してみます。

水分計含水率

床付近の壁を水分計を使用して、含水率を確認しています。

「1.0%」と表示されます、それど高い数値にはなっていません、それでは天井を確認するとどうでしょうか。

水分計含水率

水分計にて天井の含水率を測定しています。

「15.5%」と表示されます、先程と比べると明らかに数値が上がり、

水分が含まれている可能性が考えられます。

 

鉄骨造でALC版で形成されている建物ですから、外壁部から雨水が浸入して、

壁内を通り下まで流れて、床で雨水が浸出している可能性も考えられます。

もちろん、外壁からばかりではなく、屋上の笠木から浸入している場合も考えられます。

床から漏っているからと言って、基礎部分が怪しいと早計に判断せず、先入観を持たずに

疑わしい部位を外部から確認していかなければなりません。

今回の様にサーモグラフィーや水分計等の機器は、今現在どのようになっているということは

確認出来ますが、どこから雨水が建物内に浸入してきているかまでは分からないのです。

今まで培った経験や勉強してきたことを総合的に判断して、雨水の浸入位置を探して行きます。

 

 

 

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、松戸市の雨漏り110番松戸店(高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
☆フリーダイヤル 0120-110-826
☆雨漏りホームページ http://amamori-matsudo.jp/
☆塗装ホームページ  http://www.takamatsu-kogyo.com

松戸市役所及び支所内のTVモニターにて
動画広告を放映しております。

松戸市生活カタログ市民便利帳のP181もご覧ください。
地元松戸市の財源確保に微力ながら貢献させて頂いております。

雨漏りの原因になりやすい部位 鉄骨造

鉄骨造の建物において、垂直面が雨水浸入の原因になる部位の統計において

統計に表れる外壁は、「ALC版」の事例が最も多く、シートラス+モルタルや

PC版・サイディング他の事例は少ない傾向にあるようです。

ALC版は、外力に対して弱く・水を吸い込みやすいという弱点を持っています。

従ってALC版は、垂直面における、すべての雨水浸入位置に、弱点が関与しています。

 

鉄骨造ALCの外壁の垂直面において雨水浸入位置で一番多いのは

ALC版の版間目地部からです。鉄骨造ALCの外壁の建物は止水を

版間の目地のシーリングと塗装に頼っているからで、この部分が切れてしまうと

ALC版内に雨水は浸入してしまいます。

一度ALC版内に浸入してしまった雨水は、鉄骨造では木造と違い2次防水という概念が

無い為に、排出されず、室内で雨漏りとなって症状が現れてきます。

ALC版間からの雨水浸出

上図は天井裏で、外壁のALC版の目地部から雨水が浸入したことが想定される、シミ跡が確認できます。

 

2番目に多いのが、サッシ廻りからの雨水の浸入です。

ALC版の外壁面とサッシの取合い、サッシ本体と水切りの取合い、すべての止水を

シーリングに依存しています。ALC版の脆弱性から、シーリングの性能の問題とは別に

シーリングとALC版の接着面が乖離しているケースも多いものと考えられます。

ALC版サッシ廻りからの雨水浸出

上図はサッシ廻りから雨水が浸入し、鉄骨のアングルが錆びてしまっています。

 

3番目に多い部位としては、ALC版自体のひび割れからの雨水の浸入です。

古い建物では、ALC版間にモルタルを充填する工法が主流でした、

その為鉄骨造の揺れに追従できず、版間の硬いモルタルが、周囲の柔らかい

ALC版にひび割れを発生させてしまう、と想定できます。

ALC版自体からの雨水浸入

この様に垂直面において、雨水の浸入箇所の多い部分は存在しますが、建物を確認してどの建物でも

この多い順に疑ってはいけません。

この多い順番はあくまでも統計ですので、参考にする分には構いませんが、盲信してはいけないのです。

部屋の中でどこから漏って来るのか、どのような状態の時に漏って来るのかを総合的、複合的に判断して

雨水が建物内に浸入してくる箇所を探し出さなければなりません。

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足立区千住寿町 鉄骨ALC3階建て外壁からの雨漏り その2

前回はALC版の外壁は、止水を版間の目地のシーリングやサッシ廻りのシーリング

ALC版自体に頼っている為、ただ塗装をすればいいのではなく

下地補修が重要になるお話をお伝えいたしました。

前回のブログ「足立区千住寿町 鉄骨ALC3階建て外壁からの雨漏りその1」

今回は通常の塗装ではなく、防水塗装を行っておりますので、その作業をお伝えします。

今回も足立区千住寿町の建物です。

先ずは高圧洗浄、これは通常の塗装と同じでしっかりと汚れや弱ってしまった塗膜を除去していきます。

外壁高圧洗浄

サッシ等非塗装部分の養生を行ってから、塗装を行っていきます。まずはシーラーを塗装します。

シーラーは外壁の塗料の吸い込みを止める為や、次に塗る塗料の密着性を良くするために塗っていきます。

ワイドシーラー塗装

次に高弾性の防水塗材の1回目の塗装になります、多孔質ローラーを使用し、通常のウールローラーで塗装するよりも塗布量が多く外壁に付くようにして行きます。

スーパーダンセイロール主材

続いて高弾性の防水塗材の2回目目の塗装になります。ここでもまた多孔質ローラーを使用して、塗布量を多く外壁に塗り付けていきます。

スーパーダンセイロール主材

続いて上塗りの1回目の塗装を行い

ダイヤナチュラルシリコン

塗り重ね乾燥時間をしっかりと確保して、上塗りの2回目の塗装を行います。

ダイヤナチュラルシリコン

下の写真が、塗装工事をする前の状態で

外壁塗装後

塗装工事完了後は下の写真のようになります。

外壁塗装完了

今回は外壁の塗装は美観や長持ちする塗装だけではなく、建物内に雨水を浸入させない

高弾性の防水塗装を行い、雨漏りしない改修工事を行いました。

お客様アンケート

アンケートにもご協力いただきました。

1.弊社をお選びいただく決め手となったことを教えてください

・地元(近所)・接客が丁寧だった・専門店だから  に丸印を頂きました。

2.工事が終わってみて、ご感想はいかがですか?

外壁を担当されていた方は、とても丁寧に対応して頂いてありがたかったです。

高松さんもお忙し中、私の質問や不安等を1つ1つ丁寧にお答えいただき

安心してお任せできました。ありがとうございました。

(大雨が降った翌日に確認のお電話を頂きとても嬉しかったです)

3.(もし別件で必要が出来た時は)また弊社にお願いしても良いと思われますか?

はい   に丸を頂きました。

価格は安いとまではいきませんが、対応にはとても安心できましたのでお願いすることが有れば

又、宜しくお願いします。

4.お知り合いやご近所に薦めても良いと思われますか?

はい   に丸を頂きました。

価格と内容にご理解された上でなら「おまかせても大丈夫ですよ」と進言してもよろしいかと思います。

「安心してお任せできました」といううれし言葉もいただけました、ありがとうございました。

足立区の雨漏りのご相談は、雨漏り110番松戸店へ

 

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足立区千住寿町 鉄骨造ALC3階建て外壁からの雨漏りその1

足立区千住寿町の鉄骨造3階建ての建物で、室内の天井や壁から雨水が浸出しており、ご相談を頂きました。

下の雨漏り跡の写真は3階建ての建物の2階の部屋の状況です。

壁から雨水浸出

外壁のALC版自体にひび割れが多数発生しており、又版間の目地のシーリングや

サッシ廻りのシーリングの劣化が著しいことから、外壁の全体的な改修工事を

行いたいとの意向で、外壁の防水塗装及び屋上防水工事を行うことで計画を致しました。

版間の目地のシーリングの打ち替えの手順は

先ず既存の目地のシーリングの撤去

ALC版間目地撤去

清掃後にプライマーの塗布

ALC版間目地プライマー

ノンブリードウレタンのシーリング材の充填

ウレタンシーリング充填

シーリング材のヘラ押さえ

シーリング材ヘラ押さえ

シーリングを充填しヘラ押さえ後の状態

シーリング材充填ヘラ押さえ後

サッシ廻りのシーリングも同様に、まずは既存のシーリングを撤去します。

サッシ廻りシーリング撤去

清掃後にプライマーの塗布

サッシ廻りプライマー塗布

塗装で覆われてしまう部分なので、ノンブリードのウレタンシーリングにて充填

サッシ廻りシーリング材充填

シーリング材をヘラで押えます

サッシ廻りシーリング材ヘラ押さえ

シーリング材の充填、ヘラ押さえ後の状態

サッシ廻りシーリング材充填ヘラ押さえ後

ALC版の脆弱部分、このひび割れ部分は叩くと落ちてしまう位浮いている状態です。

ALC版外壁脆弱部

実際にハンマーでたたくと簡単に落ちてしまい、中の鉄筋が見えてしまう状態です。

ALC版外壁斫り

ALCパウダーで成形して下地の補修を行います。

ALC版外壁整形

鉄骨造ALCの外壁は、止水を版間のシーリングやサッシ廻りのシーリング及びALC版自体に頼っています。

その為に雨漏りを止める為には、ただ塗装をすればいいのではなく、しっかりと下地処理や

シーリングの打替えが重要になってきます。下地補修をしっかりと行ったうえで

塗装の工事に進んでいきます。

次回は高圧洗浄から塗装工事の作業の状況をお伝えします。

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、松戸市の雨漏り110番松戸店(高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
☆フリーダイヤル 0120-110-826
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鉄骨造ALCタイル貼りの外壁からの雨漏り

葛飾区立石でご相談いただいた雨漏りの建物は、鉄骨造ALCの外壁にタイルが貼ってある建物です。

ALCタイル貼り外壁

階段室部分の外壁にタイルが貼ってあるのですが、その階段室の壁から雨漏り(雨水浸出)がしていました。

ALC階段室内壁からの雨水浸出

オーナー様ご自身でビニールを貼り雨が壁に流れないようにしてあります。

ALC版のジョイント部分から雨水が浸出してきます。

再度外壁を確認します。

ALCタイル貼り下の横目地

階段室で高さを確認して、外部でも高さを確認すると丁度ジョイントの位置と重なります。

タイルが貼って有りますので、タイルの下のジョイントの目地は見えておりませんが

タイルの下のALC版のジョイントの目地に不具合が発生していることは想定できます。

ALCタイル下のジョイント横目地

ここで赤外線サーモグラフィーで温度を確認してみます。

ALCタイル貼りサーモグラフィー

目地部分付近の温度は低くなっています。

可視画像で確認すると赤丸囲みが温度の低い位置になります。

ALCタイル貼り下の目地可視画像

この赤外線サーモグラフィーは本来は室内で使用する機械なのですが、

今回は補助として、外部で使用をしました。

この赤外線サーモグラフィーで外部を撮影して、その部位の温度が低いから

ただちにそこが「雨漏りの原因箇所です」と言うことにはなりません。

もちろんこの位置からも雨水の浸入は想定されます、でもここだけではなく

この位置よりも高い位置から雨水が浸入してくる可能性も考えられます。

機械に頼るだけではなく、何処から雨水が浸入してくるのか、1箇所とは限りませんので

他にどのような箇所が考えられるのか、を検討します。

また、木造の建物では散水調査を行い原因箇所をしっかりと究明してから、

その原因箇所を修繕していきますが、鉄骨造の場合漏れている箇所のすぐ上が雨水の浸入位置

だけとは限らず、その上、またその上と縦系統で考えなければならない場合が多いです。

すると、散水調査を行って原因が特定できたとしても、更にその上も原因となる場合もありますので

散水調査を行わずに縦系統で修繕すると言う選択肢も出てきます。

今までの経験や補助として機器を使用し、お客さの建物に対する考え方などを

複合的に考えながら、修繕計画を立てていきます。

雨漏りを解決する為には、建物の持ち主の方も業者任せにせず、一緒になって考えていただければありがたいです。

葛飾区の雨漏りのご相談は、雨漏り110番松戸店へご連絡ください。

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