窯業サイディングを塗り替える時、外壁にひび割れがしている時の処理方法としては、
ひび割れに沿ってカッターナイフなどで斜めにカットしV溝の状態にします。
V溝の幅はそのひび割れの太さにもよりますが、概ね3mm~7mm程度、
V溝の深さは3mm~7mm程度となります。
そのV溝のカット部分を刷毛やブラシを使って清掃します。
清掃後に専用プライマーをV溝のカット面に刷毛などで充分塗布していきます
V溝にパテやシーリング等を隙間なく充填し、ヘラなどを用いて表面柄にそって補修整形します。
※パテやシーリング材がはみ出した場合などは綺麗に除去します。
パテやシーリング材の指触乾燥後、塗装の工程に進んでいきます。
窯業サイディングのひび割れは、ひび割れているからと言ってすぐに雨漏りにはつながりません。
サイディングの裏には、透湿防水紙が貼られており、この透湿防水紙や防水テープなどで
雨水が室内に入るのを防いでいます。
ただし、窯業サイディングボードは通常12mm~14mm程度の厚みがありますので
ボード自体の中には雨水がしみこみます。
この染み込んだ雨水の影響で、ボード自体の反りや外壁の塗装の膜(塗膜)の膨れが生じてきます。
反りについては、雨水を含んでいる、乾くを繰り返していくうちにそってきます。
塗膜の膨れについては、ボード自体に含まれた水分が太陽で熱せられ、水蒸気として
表に出ようとします、その時にボード表面には塗装が施されていますので、その塗膜を押し上げてしまいます。
その結果、塗膜に膨れが生じてきます。
ひび割れを長いまま放置しておけばサイディングボード自体の劣化につながりますので、
メンテナンスは必要になります。
しっかりとした知識を持った者が工事する分には影響はりませんが、このような知識がない者が
工事する場合、ひび割れをV溝にしないで、その上からただパテやシーリングを盛るような作業をします。
ひびに対して十分な付着面積も確保せずに、薄っぺらいパテをいくら塗り付けても、その部分は
すぐにひび割れが再発してきてしまいます。
外壁塗装は何を塗るかや金額の多寡に注意が行き、下地処理の事は話題に上がらない場合も多いでしょうが
塗装をした後、隠れてしまう部分についても、しっかりと確認していきたいものです。
「塗装をすれば隠れちゃうから分からないよ」などと考えている人に大切な我が家の塗装は任せられないですよね。
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