屋根裏のシミ跡は雨漏り?結露? 三郷市

三郷市の住宅で、屋根からの雨漏り?でご相談を頂きました。

2階の屋根裏に黒いシミ跡があるとの事で、屋根裏を確認します。

【写真1】

屋根裏断熱

【写真1】屋根裏に断熱材が貼られていて、その断熱材にシミ跡があります。またその下の天井裏にもシミ跡が確認できます。

屋根裏の断熱材に黒いシミ跡があり、天井裏にはその黒いシミが垂れた跡が

確認できます。 断熱材は一部垂れさがっている状態です。 この症状をみると、

確かに雨漏りがしている様に感じられます。

断熱材が垂れさがっている部分からカメラを入れ、野地板の裏側を確認してみます。

【写真2】

野地板の黒ずみ

【写真2】野地板は全体的に黒ずんでいる状態です。釘穴部から著しく雨水が浸入しているような跡は確認できません。

野地板は全体的に黒ずんでおり、垂木にも水分が流れた様な跡も見る事ができます。

但し、釘が貫通している部分には、著しく雨水が浸入したような跡は見受けられませ

ん。 果たしてこの症状は雨漏りなのでしょうか? 考えられることは二つあり、

一つは雨漏り、もう一つは結露、ではないかと、判断に迷う所になります。

部屋内と違い屋根裏ですので、通常の生活をしている時に目にするところではない

為、雨が降った時 どのようになっているかなかなか確認する事ができません。

普段の生活で目にする所であれば、どのような雨の時にどうゆう状態になると

確認することは出来るのですが。

続いて屋根に上って確認してみます。

【写真3】

シミ跡の真上の屋根

【写真3】シミ跡が付いている真上の屋根の状態です。【写真2】では赤丸部分から野地板を確認しています

赤丸付近の裏でシミ跡が付いています。屋根は以前に塗り替えられていて、

縁切りはされていますせん。

【写真4】

屋根塗り替え時に縁切りがされていない

【写真4】以前の屋根塗装時に、縁切りがされていないで、塗装が行われています。

コロニアルの塗装を行い、縁切りをしていないと、コロニアルの裏に浸入した雨水

は、重なり部分から排水されずに 雨漏りを引き起こすことは往々にしてあります。

コロニアルの下には、防水シートが敷かれている為、コロニアルの裏に雨水が

入り込んでも、すぐに雨漏りにはならないのですが、 重なり部分から排水されない

雨水は、コロニアルの裏で水位が上がり、釘穴から野地板の裏に廻って、

雨漏りとなります。 【写真2】で確認していますが、釘穴廻りには、

著しく雨水が浸入しているようなシミ跡は確認できません。

雨漏りでは無く、結露なのか?

更に屋根を確認すると、棟換気部分の納まりにも違和感を感じます。

【写真5】

棟換気

【写真5】現在取り付けられている棟換気の状態です。通常とは違い違和感を感じます。

棟換気の部分にコロニアルを貼り合わせて、傘状にしている状態です。

排気する部分を見てみると、この様な状態になっています。

【写真6】

棟換気スリット

【写真6】棟換気の排出部分の状態

本来はこのスリット部分から、屋根裏の換気を行い湿気などを排出させますが、

風を伴う雨の時には、このスリット部分から雨水が浸入し、

野地板の裏と断熱材の上に雨水は浸入することが想定できます。

これらの事をまとめて考えると、雨漏りの可能性も否定できませんし、

結露の可能性も否定できません。 方向性を決めるのにとても難しい状況です。

雨漏りであれば、雨漏り再現調査を行い、雨漏りを再現することは可能です、

が結露の場合雨漏り再現調査を行っても 再現することは出来ません。

原因が結露であった場合、雨漏り再現調査を行うにしても、この様な状況で散水を

行いましたが、雨漏りの再現はありませんでした。という結果でしかお伝えする

ことが出来なくなってしまいます。

ただ なにもせずに、どうしようと悩むよりは、雨漏り再現調査を行って、

この状況下では雨漏りしませんと言う結果も、 一つの前進です。

疑わしいことを一つ一つ、解消して、判断をするようにすることが重要です。

 

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雨漏りの危険性があるサッシ 三郷市

マイベストプロ千葉にコラムを掲載しました。

雨漏りの危険性があるサッシ 三郷市

ただ防水工事をするのではなく、他の危険性も考慮しなければ、

雨漏りの再発につながってしまいます。

サッシ取付位置拡大

危険性がある、サッシの取付の状態です。

 

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屋根の塗り替えによって雨漏りが発生することがある!?縁切りの重要性

今まで雨漏りなどしていなかったのに、屋根の塗り替えの後、雨漏りがするようになったと、

ご相談を頂くことが有ります。

なぜ屋根の塗装をすると、雨漏りが起きてしまうのか?

屋根の塗り替えで雨漏りが起こりやすい、スレート瓦についてお話しさせていただきます。

それにはまず、屋根はどのように葺かれているのか、からお話します。

スレート瓦葺き

防水シートの上に、みずしもからスレート瓦を重ねて葺いていきます。

上の写真の様に、野地板の上にアスファルトルーフィング(防水シート)を敷き、

その上にスレート瓦を葺いていきます。

写真で白く見えるところは、スレート瓦を釘で止めている跡です。

水下(みずしも)から水上(みずかみ)に向かって、釘頭が隠れる様に重ねて葺いていきます。

釘頭が上のスレート瓦で隠れていますが、その重なりは、約6cm~7cm程度になります。

スレート瓦と釘の重ねの間隔

スレート瓦と釘頭の重ね長さ

新築時はこの上下の重なりは、すいていて、横の突き付けのつなぎからスレート瓦の裏に

廻った雨水は排水されます。

下図が塗り替える前のスレート瓦の重なりのすいている状態です。

スレート瓦の重ねの隙

この隙間があることで、雨水は排水されます。

下図のように上下の重なり部分から雨水は排出されるようになっています。

スレート瓦重ね隙から雨水排出

塗装を行うことで、この上下の重なりに塗料が詰まり、下図の赤矢印の横のつなぎ部分から

スレート瓦の裏に浸入した雨水は、上下の重なり部分から排水されず、

スレート瓦の裏に溜まっていきます。

スレート瓦の縦の繋ぎ

すると6cm~7cmしか被っていない釘部分まで水位は到達します。

屋根の塗り替えを行うのは新築時から10年以上経ってから行う場合が多いですから、

アスファルトルーフィング(防水シート)を貫通している釘穴の周りは、ゆるっくなっています、

そこに雨水の水位が上がってきて、雨漏りの原因となってしまうのです。

本来、屋根の塗装を行った後には、「縁切り」という、上下の重なり部分をカッターなどで切り、

隙間を確保しますが、塗装後に足場を解体するまでの間に行う為、

塗料が完全に乾ききっておらず、縁切りを行ったところも再びくっ付いてしまいます。

今は、それを解消する為に、縁切り部材を挿入して、隙間を確保して塗装を行うことが

一般的になってきています。

縁切り部材を上下の重なり部分に挿入していきます。

縁切り部材タスペーサー

上下の重なり部分を皮すき等で持ち上げて、縁切り部材を挿入します。

縁切りタスペーサー挿入

この縁切り部材を挿入しなければ、屋根の塗り替えを行うと雨漏りがしてきてしまう原因になります。

 

屋根がどのように葺からているかをご理解いただき、なぜ塗装をした場合に雨漏りを引き起こ

してしまうのかをご理解いただければ幸いです。

 

 

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、松戸市の雨漏り110番松戸店(高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
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三郷市 笠木板金からの雨漏りその2

前回の「笠木板金からの雨漏り その1」からの続きで、

笠木を撤去し、内部がどの様になっているかををご確認いただきます。

今回も三郷市の建物です。

笠木を撤去すると、天板は朽ちている状態になっています、

長い間雨水の浸入が繰り返されていたと思われます。

笠木天板の朽ち

また、想像していた通り、笠木と増し貼りした外壁との取り合い部は、

シーリングのみに止水を頼っている状態でした。

シーリング材が劣化すれば、内部に雨水が浸入してしまう状態です。

間柱補強

間柱も朽ちてしまっているので、補強をして、天板を取付

笠木天板

更にその上から、外壁まで包む笠木を取り付ける様に加工した合板を取り付けます。

笠木合板

合板を取り付ける前には防水テープを貼り、弱点部を補強をしておきます。

合板の上から、防水シートを貼ってから

笠木防水シート

最後に仕上げの笠木板金を取り付けて完了です。

笠木板金取付

外壁のサイディングを増し貼りした工事の時に、

笠木を外壁まで包めるように工事をしておけば

今回の雨漏りは起きずにすんでいたと思われます。

シーリングだけに頼った止水を行った場合

頼ったシーリング材が劣化して機能しなくなれば、そこは弱点になります。

木造の雨漏りの修繕工事は、建物内に雨水が入っても

室内に入る前に建物外に排出させる仕組みを作って

室内に雨水を浸入させないようにしておく工事が必要になります。

 

 
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三郷市 笠木板金からの雨漏りその1

三郷市のお客様からの雨漏りのご相談を頂きました。

天井から雨水浸出

室内の北面の天井から雨水が浸出してくるとの事。

雨水浸出位置の左隣りが浴室でユニットでしたので、

点検口から天井裏を確認すると、

梁に雨染みの跡らしきものが確認できます。

天井裏梁の雨ジミ

また、雨漏りが室内で具体的な現象として表れていない部分でも、

透湿防水紙の室内側に雨染みらしきものが確認できます。

天井裏の雨ジミ

更に他のところでも同様に雨染みらしきものが確認できます。

浴室天井裏雨ジミ

住んでいる方が、気が付いていいないだけで、建物内に雨水は浸入しています。

続いて外部から確認すると、ウレタン防水が施されており、

笠木板金が取り付けてある状態です。

雨漏り部位の真上

但しこの笠木板金の取付の状態が???なように取り付けてあります。

笠木と外壁サイディング増し貼り

よくよくお話をお伺いすると、以前外壁のサイディングを増し貼りしたとの事。

この時に笠木はそのままで、外壁を貼っています。

但し、お客様はどのような工事をしたか等は、詳しくはきいていないとの事です。

上図の赤矢印の部分のシーリングは切れており、

ここから雨水が浸入することは考えられます。

新たにサイディングを増し貼りした天端と既存の隠れてしまっている既存の外壁

との取り合い部はどのように納めて工事したのか?

赤矢印部のシーリングのみに止水を頼っていれば、

シーリング材が劣化した場合に雨水が排水する仕組みになっているのか?

などなど疑わしい部位が確認できます。

また、増し貼りしたサイディングの突き付けの天端部のシーリングも劣化しており、

笠木とサイディングの取合い

お客様は気が付いていませんでしたが、真下の玄関の外の天井部にシミ跡が

広がっていて、因果関係があるように思われます。

玄関天井の雨ジミ

次回は笠木を撤去して、中がどのようになっているか等、工事の流れをお話しします。

三郷市の雨漏りのご相談は、雨漏り110番松戸店へ

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