キッチン天井からの雨漏りその1 松戸市小金きよしヶ丘

マイベストプロ千葉にコラムを掲載しました。

キッチン天井からの雨漏りその1 松戸市小金きよしヶ丘

雨の度にキッチンの天井から雨漏りがしてくる、との事でご相談を頂きました。

キッチンの天井から雨漏り

雨の度にキッチンの天井から雨漏りがしてくるとの事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きはこちらからどうぞ

 

 

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雨漏りと照明器具のショートとの因果関係

雨漏り110番の施工事例に、雨漏り110番松戸店の施工事例が掲載されました。

雨漏りと照明器具のショートとの因果関係」※新しいタブで開きます。

照明器具が取り付けてある所と、雨漏りしている所とでは、約2m程度離れています。

照明器具のショートは、雨漏りと関係があるのでしょうか?

雨漏りと照明器具のショート

 

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散水調査時に水分計は有効に使えるのか? 松戸市胡録台

雨漏り調査に水分計は有効に使えるのか?」の続編で、

散水調査時に水分計は有効に使えるのか?を検証し解説していきます。

事例は前回に引き続き、松戸市胡録台の建物です。

雨漏りの原因を探し出すために、雨漏り再現調査(散水調査)を行います、

これは雨漏りの原因となる、雨水浸入位置を探し出す調査になります。

雨水浸入位置を探し出すための調査であると同時に、

1箇所だけから雨水が浸入しているのか?それとも複数箇所から雨水が浸入して

いるのかも調べる為に必要になってきます。

そもそも、雨漏りのパターンとしては、

【単一雨漏り】・・・雨漏りの原因となる雨水浸入位置が1個所であり、室内の雨水浸出位置が1箇所の雨漏りのこと

【複数浸入雨漏り】・・・雨漏りの原因となる雨水浸入位置が複数箇所であり、室内の雨水浸出位置が1箇所の雨漏りのこと

【複数浸出雨漏り】・・・雨漏りの原因となる雨水浸入位置が1個所であり、室内の雨水浸出位置が複数箇所の雨漏りのこと

【創発雨漏り】・・・各要因の複雑な相互作用により、問題のある部位ごとの性質にとどまらない状態にある雨漏りのこと

大きく分けて上記の4パターンがあります。

【複数浸入雨漏り】の様に、室内の雨水浸出は1箇所でも、

外部の雨水浸入位置が複数ある場合は、1箇所だけ雨水浸入位置を探し出して、

修繕を行っても、室内の同じ場所から再度雨漏りがしてきてしまう場合も考えられます。

この様な事がおきないように、散水調査を行い、

雨漏りの原因を特定していくことが重要になってきます。

この散水調査時に、水分計は有効なのか?

散水調査をする前に、水分計で含水率を測定しておきます。

散水調査前水分計測定値

散水調査を行う前に、梁の現在の含水率を測定しております。数値は「3.5%」を表示

水分計での含水率の数値は「3.5%」を表示しています。

測定後に散水を開始していきます。

散水調査状況

仮説を立てた疑わしい部位に、散水調査を行っていきます。

散水開始後しばらくしてから、再度水分計で含水率を測定すると、

「7.3%」を表示します。

散水調査調査中水分計測定値

散水調査を開始してしばらくしてから、梁の含水率を測定すると、「7.3%」を表示、含水率は上昇しています。

更に時間が経過すると、水分計での含水率は「14.5%」を表示します。

散水調査中水分計測定値

更に時間が経過すると、梁下の含水率の数値は「14.5%」を表示、更に含水率は上昇しています。

確実に含水率は上昇していることが、数値で確認できます、

また、この時点では水分の浸出はしていません。

この数分後には、天井部分から水分の浸出が確認されました。

梁からの雨漏り再現

梁から雨漏りが再現されました。

水分が浸出する前から、含水率の数値が上昇していたので、

今散水を行っている所は、雨水浸入位置の可能性が高いと充分に考えられる

と想定できますので、計画時の散水時間を過ぎても、

もう少しこの部分には散水を続けよう、と言う判断もする事ができます。

感や経験に頼るだけではなく、水分計等の機器を利用もして、

確実に雨水の浸入位置を探し出していくことが重要になります。

この様な状況を考えて使用するのであれば、

散水調査時に水分計を使用することはとても有効であると考えられます。

但し、間違ってはいけないのは、水分計を使用すれば雨漏りの原因が分かる、

と考えるのではなく、原因を探し出すのに補助として使用すれば、

有効であると考える、使い方をすることが望ましいです。

散水調査時にも水分計は有効に活用できると考えております。

 

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雨漏り調査に水分計は有効に使えるのか? 松戸市胡録台

松戸市胡録台での水分計を使用して調査を行っている事例です。

木造2階建ての建物の1階の天井からの雨漏りでのご相談です。

雨漏りの工事はしたかったのですが、どちらにお願いしたらいいのか?

また、どのくらい費用が掛かるのか?等が分からず、困っていたとの事でした。

そこで、インターネットでいくつかの業者をピックアップし、

弊社が地元の会社であったことと、ホームページやブログの内容を読んでいても、

一番安心してお願いできそうだったとのことでご連絡を頂けました。

早速お伺いして、雨漏りしている所を確認します。

天井からの雨漏り

天井や梁から複数箇所から雨漏りがしている状態でした。

天井や梁からと複数箇所から雨水が浸出している状態です。

サーモグラフィーにて、天井の表面温度を測定すると、

著しく表面温度が低いところはありませんでしたが、

梁部分は若干温度が低くなっているようでした。

雨漏りサーモグラフィー

漏れてくる天井をサーモグラフィーにて、表面温度を測定しています。

続いて水分計にて、梁部分の含水率を測定してみます。

水分計での含水率測定

水分計にて、梁部分の含水率を測定しています。

すると、含水率は「29.5%」を表示します、梁に水分が含まれている可能性が

非常に高い数値です。

水分計の含水率

水分計で梁の含水率を測定すると、「29.5%」を表示、含水率は高い数値が表示されました。

サーモグラフィーではここまではっきりと、表面温度の変化は現れませんでしたが

水分計ではしっかりと数値として表示されます。

事前確認にお伺いした時は、前日に降雨がありましたが、

雨漏りはしていない状態だったそうです。

梁から雨水は垂れていませんでしたが、梁の裏に雨水は浸入しいましたが、

雨水の供給量が多くなかったので、梁から垂れてこなかっただけと言うことが、

仮説として立てられます。

手で触って「天井は冷たいような気がする?」と感覚でご説明するのではなく、

水分計の含水率で、この数値になってます、と言ったほうのがより具体的に、示せます。

雨漏りの調査で水分計を使用しているのはあまり見かけませんが、

雨漏りの解決のために有効であるのならば、積極的に使用して、

現在の状態はどのようになっている、と数値で表して行った方が、

より具体的に現状を把握して頂けます。

水分計は調査時には非常に有効な機器と考えられます。

これからも、雨漏りを解決する為に積極的に使用していきます。

 

この後は、仮説を立てて建物内に雨水が入る所、雨水浸入位置を特定する為に

散水調査を行い、原因箇所を突き止めていきます。

この続きは「散水調査時に水分計は有効に使えるのか?」で解説していきたいと思います。

 

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散水調査のための天井開口 松戸市小金原

松戸市小金原での、雨漏りの調査時に天井を開口して、

雨水の浸出の確認を行っている事例です。

和室の天井から雨水が浸出してこるとの事です。

中古住宅に入居後約1年で、1階の和室の天井からポタポタと垂れてきたそうです。

南向きの部屋で2階はベランダになっています。漏れて来た時の雨の状況は、

南西からの風を伴う雨で、長時間降り続いている状況でした。

天井から雨水がポタポタ

和室の天井から雨水がポタポタと垂れてくるとの事でした。

サーモグラフィーにて天井の表面温度を測定すると、温度が低いところが

広がっており、現在も水分が天井裏に含まれている可能性が高いと推察されます。

天井のサーモグラフィー

天井をサーモグラフィーで撮影すると、表面温度が低いところが広がっています。天井裏に水分が溜まっている可能性が高いと推察されます。

更に、水分計を使用し天井の含水率を測定します。

水分計で含水率測定

水分計にて天井の含水率を測定してみると、「35.3%」と高い数値になっています。

サーモグラフィーで温度が低くなっている周辺部位で、

含水率が「35.3%」を表示しています。

では漏れてきている部位の含水率はどのようになっているでしょうか?

水分計の測定上限を超える数値

水分計での含水率を測定できる上限数値を超えて表示されています。天井には現在も水分が含まれていることが推察されます。

含水率が「OOOO]を表示、これは計測範囲の上限を超えている表示になります。

多量の水分を現在も含んでいる事が分かります。

この天井の裏には断熱材が敷きつめられており、その断熱材に水分が吸収され

吸水できなくなり天井から水分が浸出してくる状態になってくると仮説がたてられます。

散水調査を行い、雨漏りを再現させるためには、雨水の浸入位置に大量の水を

供給しなければ、この雨漏りが再現できない可能性が考えられますので、

散水調査時には天井を開口して確認していきます。

天井の開口は、建物内への水の浸入が少ないうちに、雨水浸入位置を特定したい

場合には大変有効です。

方法としては天井に点検口を付けて、天井裏を確認するか、

また、天井がふやけてしまっていたり、シミ跡が付いているので、

天井材を取り替えたいと考えているならば、点検口を付けるのではなく、

天井材を開口して天井裏を確認します。

また、天井材を取り替える場合には、一度水分を含んでしまっている、

断熱材も取り替えることはおすすめしています。

実際に散水調査を行う前に天井を開口し、散水調査を行うと、

すぐに水分の浸出してくるのが確認できます。

天井裏の雨水の浸出の再現

天井裏での雨漏りの再現が目視で確認できます。

天井を開口していなければ、この水分が断熱材に吸水され、吸水しきれなくなって

天井に症状を表すまで、散水を続けなければならず、

建物内に大量の水分を供給しなければなりません。

開口していれば、そこまで大量に水分を供給せずに原因箇所を確認する事ができます。

天井を開口することに抵抗がある方もいらっしゃるとは思いますが、

出来るだけ建物内に水分を供給せずに確認するためには、

天井の開口が必要になります。

 

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