2階の天井がカビ臭い!もしかして雨漏り? 葛飾区新小岩

2階の天井がカビ臭い!もしかして雨漏り? 葛飾区新小岩

去年の8月か9月頃、                                                                                                     壁のクロスが膨らんできた。                                                                                              ↓                                                                                                                                       その後に、天井のクロスが膨らんできた。                                                                   ↓                                                                                                                                      外壁の塗装とベランダ排水口の修理を行った。                                                              ↓                                                                                                                                      現在、雨水の浸出の症状は無いが、カビの臭いがする。

まだ、雨漏りが直っていないのかもしれない、ということでご相談を頂きました。

早速現地にお伺いし状況を確認していきます。

カビの臭いがする天井

天井付近でカビの臭いがしているとの事

天井には点検口が既に取り付けてありますので、早速天井裏を確認してみます。

天井裏の雨染みの跡

天井裏には過去の雨染みの跡が確認できます。

過去の雨染みの跡が残っています。現在どの位水分を含んでいるのか、水分計で含水率を測定してみます。

天井合板の含水率

天井の合板の含水率を測定しています。

数値は「22.3%」を表示します。

合板部分の含水率の規格は、「合板の日本農林規格」を確認すると 合板の含水率の基準は14%以下であること、とあります。

22.3%は若干高い数値で、水分が通常より含まれていると考えられます。

今度は、この上のベランダを確認していきます。

漏れている所の真上のベランダ

漏れている所の真上のベランダの状況です。

一部防水が膨れている所がありますので、拡大してみます。

防水塗膜の浮き

防水の塗膜が浮いていて膨れています。

新たに工事した防水が浮いている状態になっています。どこからか雨水が浸入し、太陽に熱せられて水蒸気となり、防水の膜を押し上げてしまった為に 出来た膨れではないかと考えられます。

更に拡大してみると、

水分が垂れている跡

水分が垂れている跡が付いています。

水が流れ出てきている跡も見る事が出来ます。

ここで水切りの下を確認してみると、なんとシーリング材で塞がれています。

通常この部分にシーリング材を充填することはありません。

水切り下端のシーリング材

水切り下端にシーリング材が充填されています。通常はこの部分はシーリング材は充填しません。

ほかの部分にも水の跡が付いています。

水分が出てきている跡

水切り下端をシーリング材で塞いだ部分から、水分が出てきている跡があります。

水切りの下のシーリング材で塞がれている所を押してみると、水分が出てきます。

水切りの中に水分が溜まっている

水切りの下端に水分が溜まっていて、排水されない状態になっています。

水切りの下端に水分が溜まっている状態になっています。 本来は塞がない部分を塞いでしまった為に、外壁内に浸入した雨水が排水されない状態になっています。

2階の天井裏の含水率が高いのは、排水されない雨水が室内に入ってきてしまったためではないかと考えられます。 またそのことによって、常に天井裏に水分が供給されているので、カビの臭いが発生しているのではないかと想定できます。

雨漏りを止める為に行った工事で、雨漏りの発生を促進させる状況にしてしまったようです。 雨漏りを止める為にはと考えている工事ではなく、ただ防水工事をすればいいと考えて工事をしてしまったのではないでしょうか?

雨漏りの解決には、専門の知識を保有している者に相談することが解決の近道になります。 雨漏り110番松戸店では、雨漏り診断士の資格保有者だけではなく、建築士の資格を保有している者も在籍しておりますので、 安心して雨漏り解決の為のお手伝いをさせて頂きます。

 

雨漏りの調査・修繕工事や外壁・屋根塗装のご相談は、                                                 松戸市の雨漏り110番松戸店高松工業(有))へお気軽にご相談ください。
☆フリーダイヤル 0120-110-826
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本当に雨漏りなのか?しっかりと状況を判断しなければなりません。 流山市平和台

本当に雨漏りなのか?しっかりと状況を判断しなければなりません。流山市平和台

外は雨、天井から「ポタポタ」と水分が垂れてくる。

誰でも雨漏りだ~と疑いますよね。

本当に雨漏りなのか?しっかりと状況を判断しなければなりません。 流山市平和台」のコラムを、朝日新聞が運営するマイベストプロ千葉に掲載いたしました。

雨漏りしている天井のサーモグラフィー画像

雨漏りしている天井を、サーモグラフィーで撮影した画像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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サイディングの外壁目地への散水調査 松戸市

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雨漏りの調査に赤外線サーモグラフィーは有効なのでしょうか?

雨漏りの原因を調べるときにはどのような方法で、その原因を調べていくのでしょうか?

ネットで検索すると、赤外線サーモグラフィーを使用し、

測定すればさもすぐわかるかのような表現が見受けられます。

では赤外線サーモグラフィーはどのようなものを測定することができるのでしょうか?

天井雨漏りサーモグラフィー画像

天井に水分が残っている状態の赤外線サーモグラフィーの画像

天井雨漏り可視画像

左のサーモグラフィーの画像と同じアングルで撮影した可視画像

 

 

 

上図のように映しているところの表面温度を測定しています。

温度の設定にもよりますが、表面温度が低ければ青~濃い青の表示、

温度が高ければ赤~白の表示をします。

ですので天井の裏や壁の裏に雨水が溜まっているのであれば、温度が低く表示されます。

言いかえれば、水分を含んでいる状態でなければ、温度は低く表示されないのです。

赤外線サーモグラフィーは基本的には、室内で使用します、

と言うことは天井裏に水分が滞留している壁内に水分が滞留しているということは分るけれど

も、どこから雨水が浸入してきたかはわからないのです。

それでは外部でサーモグラフィーを使用し測定すれば、

雨水の浸入位置が分かるのでしょうか?

下図は外壁を赤外線サーモグラフィーで撮影した写真です。

外壁サーモグラフィー画像

外壁を赤外線サーモグラフィーにて撮影した画像

外壁の可視画像

左のサーモグラフィーの画像と同じアングルで撮影した可視画像

 

 

 

 

 

確かに外壁の表面温度は低くなっていることが確認できます、

しかしこの温度が低くなっている部位が雨水の浸入位置なのでしょうか?

赤外線サーモグラフィーでは測定できるのは、この部分の表面温度は低くなっている

と言うことを確認することは出来ますが、ここから雨水が入っています、と言うことまでは

確認できないのです。

赤外線サーモグラフィーは使い方によっては、

雨水の浸入位置を探し出すのに非常に有効ですがそれはあくまでも補助としての

機器の位置づけです。

確かに精密機械ですので、現在の状態はどのようになっているということは確認できますが、

この位置から雨水が浸入していると言うところまでは、探し出すことは出来ないのです。

建物の構造はどのようになっているのか、また今まで培ってきた

経験上どのような部位が疑わしいのかそのような経験と赤外線サーモグラフィーなどの

機器の情報により、疑わしい部位を仮設立てして、雨漏り再現調査(散水調査等)を行い、

一つ一つ原因部位を特定していきます。

赤外線サーモグラフィーで測定すれば、原因部位が特定できるということは無いのです。

機械を使えばすぐにでもわかると考えがちですが、雨漏りの原因はそう簡単には探し出せません。

サーモグラフィーなどを補助の道具として使い、

今までの経験や勉強してきたことを駆使して、雨漏りの原因を探して行きます。

 

 

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