雨水浸入位置とは

前回、前々回と【雨漏り】・【雨漏り具象】についてお話しさせていただきました。

今回は、実際に「天井から雨水が垂れてきている」「サッシからポタポタ垂れてきている」

と言った症状の事をどのように定義しているのかを確認すると。

上記のような状態は、【雨水浸出位置】と定義していました。

【雨水浸出位置】・・・・浸入した雨水が建物内部の仕上げ層表面より浸出するところ

と定義していました。なるほど、仕上げ層表面から浸出している所だそうです。

「天井から雨水が垂れている状態」や「サッシからポタポタ垂れてきている」状態で

その垂れてきている所は【雨水浸出位置】と言います。

前回の「天井裏でポタポタ音がする」や「クロス(壁紙)が捲れてきている」等

雨水を直接確認できない所や建物内部仕上げ層表面から出てきていない所は

【雨漏り具象】と使い分けています。

なぜ3回にわたって、この様な言葉の定義のお話をさせて頂いたかと言うと、

雨漏りに関して、この様な言葉の定義がしっかりと確立されていなかった為に

建物の所有者である皆様と施工者である我々との間で、うまくコミュニケーションが

取れていなかったように思われます。

この様に共通の言葉で、共通の認識で皆様とお話しできれば、しっかりとコミュニケーションが取れ

ご納得いく説明ができ、安心して任せて頂けると思い、少し堅苦しい内容になりましたが

お話しさせていただきました。

雨漏りの解決は非常に難しいことで、建てた工務店や建設会社でも逃げてしまうことがある位

厄介な状態です、建物の所有者である皆様と我々施工者が協力して、解決に臨まなければ

ならないほど厄介なものなのです。

ただ、共通の言葉が有れば少しでも協力して頂きやすくなり、施工者である我々も

信頼して頂けるのではないでしょうか。雨漏りを解決する為に、更に勉強し

知識を増やしていき、皆様のお役に立てればと思っております。

皆様から信頼して頂けるように日々努力していきます。

 

 

 

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本日の塗装・雨漏り修繕 2016/06/01(水)

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・船橋市大久保 鉄骨造3階建て 雨漏り再現調査(散水調査)

・松戸市上本郷 東京電力松戸中継所 屋上一部防水工事(足場仮設)

松戸市中金杉 戸建て 現調

外壁サイディングボードの塗装時の注意点 その1

戸建て住宅に使用されている外壁仕上げ材において

大きな割合を占めるものに、サイディングボードがあります。

サイディングボードには「窯業系」「金属系」「合成樹脂系」などがありますが

主流としては「窯業系サイディング」になります

この窯業サイディングは蓄熱性が高い為、塗り替える塗料の選択が重要になってきます。

下の写真は、モルタル外壁と窯業系サイディング外壁の蓄熱の温度を表示しております。

蓄熱温度サーモグラフィー

ご覧のように窯業系サイディングボードは蓄熱性が良いことが分かります。

もちろん蓄熱性が良いことは塗料メーカーも把握して研究していますので、

窯業系サイディングに適した塗料を選択すれば問題はありません。

では、窯業系サイディングを塗装する時の注意点としては何があるのか

サイディングボードの貼り方が「直貼り」である場合は注意が必要です。

現在の主流は通気構法で、透湿防水シートの上に胴縁を取付、その胴縁に

サイディングを貼っていきますので、胴縁の厚み分、通気層(中空層)ができ

この通気層から湿気などが逃げてくれます。

「直貼り」は透湿防水シートの上に直にサイディングボードを貼ってある状態です。

すると、通気層が確保できない為、サイディングボードと透湿防水紙の間に

結露が起きやすく、その水分をサイディングボードの裏面から吸水してしまい

太陽に熱せられ水蒸気となって、表面の塗膜に膨れや剥がれ、

サイディングボード本体の反り等を引き起こします。

では、直貼りかどうかを確認するためにはどうするのか?

サイディングボードと水切りの隙間に物差しや差し金などを差し込み、厚みを測ります。

直貼りサイディングボードの確認

サイディングボードの厚みは通常12mm~16mm程度ですから、

25mm以上あれば通気構法の可能性が高くなりますが

それ以下だと、直貼りを疑い注意が必要になります。

直貼りのサイディングボードは不具合が起きる可能性が大変大きいので

しっかりとした、事前確認や劣化状況の確認が必要になります、

お見積りを比較検討する時などは、この様なことがしっかりと提示されているのか

きっちりと理解している業者なのかまで確認することが重要になります。

 

 

 

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